MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

A’sのビリー・ビーン氏が「最優秀エグゼクティブ賞」受賞

 

MLB2018

 

 

今季からメジャーリーグ機構(MLB)が授与することになった各球団のフロント関係者が対象のアウォード「最優秀エグゼクティブ賞」は、オークランド・アスレチックスビリー・ビーン上級副社長に授与されることが発表された。

 

 

 

 

日本の大リーグファンには映画「マネー・ボール」などを通して最も有名なフロント関係者ではないだろうか。

 

 

こんな紹介は適切かどうかわからないが、今季がん治療のためにニューヨーク・メッツGMを休職している元弁護士でアスレチックスのGMだったサンディ・アルダーソン氏の弟子がビリー・ビーン氏になる。

 

 

1997年10月にアルダーソン氏の後任としてアスレチックスのGMに就任。セイバーメトリクスを駆使し、無駄な要素を極力省きスモールバジェットのチームを強くした。

 

 

ビリー・ビーン

 

 

イチローマリナーズにいた期間、ビーン氏のアスレチックスは強豪のイメージがあった。

 

 

ちょっと都合の良いデータかもしれないが、ビーン氏が1997年10月にGMに就任してから、2007年度シーズン終了時点までの10年間の勝利数は、ヤンキースレッドソックスに次ぐアメリカン・リーグ3位の901勝だった。その後の10年間では、そこまで良くないが、それでも12年から3年連続でプレイオフに進出。

 

 

今季も97勝65敗で西部地区2位。ワイルドカードヤンキースに敗れたものの3年連続最下位から一気にチームを立て直した。

 

 

昨日も紹介したが、アスレチックスは若い戦力も台頭し、マット・オルソン一塁手とマット・チャップマン三塁手の両コーナー・インフィルダーが、今季のゴールドグラブ賞を初受賞している。