2018年シーズンのゴールドグラブ賞の受賞者が4日(日本時間5日)発表された。
MLB2018 Award
ナショナルリーグの一塁手が2名同時受賞で、これは史上4度目。アメリカンリーグでは、エンゼルスの大谷翔平から初本塁打をマークしたマット・チャップマン三塁手が初受賞している。
顔ぶれを見るとナ・リーグではヤディアー・モリーナ(カージナルス)がメジャー15年のキャリアで9回目の受賞。ロッキーズのアレナドはメジャーデビューから6年連続6度目の受賞。初受賞が3人となった。
【ナショナル・リーグ】
投手:ザック・グリンキー(ダイヤモンドバックス)5年連続5度目
一塁:フレディ・フリーマン(ブレーブス)初
二塁:DJレメイヒュー(ロッキーズ)2年連続3度目
三塁:ノーラン・アレナド(ロッキーズ)6年連続6度目
遊撃:ニック・アーメッド(ダイヤモンドバックス)初
左翼:コリー・ディッカーソン(パイレーツ)初
中堅:エンダー・インシアーテ(ブレーブス)3年連続3度目
右翼:ニック・マーケイキス(ブレーブス)4年ぶり3度目
※一塁手部門のフリーマンとリゾは同時受賞
アメリカンリーグでは、マット・オルソン一塁手とマット・チャップマン三塁手のアスレチックス両コーナー・インフィルダーが初受賞。
昨年、わずか59試合216打席で24本塁打を記録。新人王投票で4位だったオルソンは、レギュラーに定着してフル出場。29本塁打、84打点だったが、打率.247が低く、OPSも.788。
2年目の25歳チャップマン三塁手は、打率.278、出塁率.356、OPS.864と、貢献度を示す数値rWARも8.2という高い数値で、これはムーキー・ベッツ外野手、マイク・トラウト外野手に続くリーグ3位だった。
【アメリカン・リーグ】
投手:ダラス・カイケル(アストロズ)2年ぶり4度目
捕手:サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)2年ぶり5度目
一塁:マット・オルソン(アスレチックス)初
二塁:イアン・キンズラー(エンゼルス→レッドソックス)2年ぶり2度目
三塁:マット・チャップマン(アスレチックス)初
左翼:アレックス・ゴードン(ロイヤルズ)2年連続6度目
中堅:ジャッキー・ブラッドリーJr.(レッドソックス)初
右翼:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)3年連続3度目