卓越した守備を見せた選手を表彰する「フィールディング・バイブル・アワード」の受賞者が発表された。
フィールディング・バイブル賞発表!
ドジャースのベリンジャーは一塁とマルチポジションで受賞。同じシーズンに2つのフィールディング・バイブル・アワードを獲得した最初のプレイヤーになった。中堅と一塁での堅実な守備が評価された。
アスレチックスのオルソンは一塁手1位の守備防御点13を記録し、満票での選出。2年連続の受賞。アスレチックスからは三塁手部門でチャップマンも2年連続の受賞。カージナルスのウォンも全会一致で2年連続の受賞。
Earlier today we named the winners of the 14th annual Fielding Bible Awards for defensive excellence.
You can check out the winners herehttps://t.co/ds8GB1nDZx
— Sports Info Solutions (@SportsInfo_SIS) November 1, 2019
エンゼルスのアンドレルトン・シモンズが6年連続で受賞していた遊撃手部門はアーメッドが遊撃手1位の守備防御点18を記録し、初の受賞。
フィールディング・バイブル賞
一塁:マット・オルソン(アスレチックス)
二塁:コルテン・ウォン(カージナルス)
三塁:マット・チャップマン(アスレチックス)
遊撃:ニック・アーメッド(ダイヤモンドバックス)
左翼:デービッド・ペラルタ(ダイヤモンドバックス)
中堅:ロレンゾ・ケイン(ブリュワーズ)
右翼:コディ・ベリンジャー(ドジャース)
捕手:ロベルト・ペレス(インディアンス)
投手:ザック・グリンキー(アストロズ)
マルチ:コディ・ベリンジャー(ドジャース)
よく比較されるゴールドグラブ賞と異なり、野球統計の第一人者であるビル・ジェームズ氏をはじめとした、セイバーメトリクスの専門家達が守備面での指標や数値を基に投票し選出する。より公平な視点から守備だけに特化した賞として知らている。
この賞、過去にはマリナーズ時代のイチローも3回(2006年、2009年 - 2010年)選ばれている。
守備防御点(DRS)は、同じポジションの平均と比較してどれだけ失点を防いたかを示す指標。0が平均で、+15以上はゴールドグラブ級と評価される。
https://actasports.com/statoftheweekthe-2019-fielding-bible-awards/