MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

プラチナグラブ賞はアレナードとチャップマンが連続受賞

 

 ゴールドグラブ賞受賞プレイヤーの中からファン投票によって1名だけが選出される2019年の「プラチナグラブ賞」が発表された。

 

 アメリカン・リーグはマット・チャップマン(アスレチックス)、ナショナル・リーグはノーラン・アレナド(ロッキーズ)が選出。 両プレイヤーとも連続受賞。この二人は同じカリフォルニア州の「エルトロ高校」の先輩と後輩になる。

 

 

 

 

 アレナドは、合衆国カリフォルニア州ニューポートビーチ出身の28歳。出身高校は違うが今季フリーエージェントで注目の ゲリット・コールもカリフォルニア州ニューポートビーチ出身。2009年のMLBドラフト2巡目(全体59位)でコロラド・ロッキーズが指名。13年のメジャーデビューから7年連続でゴールドグラブ賞を受賞している。

 

 

 守備防御点ではチャップマン、ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)に次ぐ三塁手メジャー3位タイとなる+8。ナショナルリーグのプラチナグラブ賞も3年連続の受賞になる。打撃成績は、5シーズン連続で30本塁打&100打点に到達。これはMLB三塁手としては史上初の快挙だ。

 

 

 

 

 チャップマンは、大谷翔平からメジャー初本塁打を放ったプレイヤーとしてイメージが強い。 「エルトロ高校」ではアレナドの2年後輩。大学時代(カリフォルニア州立大学フラトン校)の2013年には第39回日米大学野球選手権大会のメンバーとして来日している。

 

 

 14年のMLBドラフト1巡目(全体25位)でオークランド・アスレチックスが指名。17年6月にメジャーデビュー。今季も先輩アレナドを凌ぐ三塁手最高となる守備防御点+18を記録し、ゴールドグラブ賞、フィールディング・バイブル賞、ウィルソン優秀守備選手賞(三塁手部門)に続いてプラチナグラブ賞に2年連続で選出された。