MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2021 メッツの開幕スタメンと先発ローテ予想①

全30球団の開幕スタメン&ローテ予想

 

メッツ

 

 

今回はオーナーが変わって大補強を公言していたニューヨーク・メッツを紹介したい。メッツは、このオフシーズンをフォローするのに最も興味深いチームの1つだった。

 

 

第5弾はオーナーが変わって大補強を公言していたニューヨーク・メッツ

 

しかし、なぜかスッキリしないオフシーズンだった。あまり触れたくないが12月に就任したばかりのジャレッド・ポーター新GMがセクハラスキャンダルで解雇になったからだ。

 

サンディ・アルダーソン球団社長を支えるGMとして期待された人物だったが、新装開店チームの責任者に下半身スキャンダルが発覚すれば新オーナーとしても解雇せざるをえない。

 

編制のカギを握るキーマンが、そんな感じだからイマイチな感じのストーブリーグに見えてしまった。

 

 

不安が残る先発ローテ

 

リック・ポーセロはFA、スティーブン・マッツをトレードで放出した。トレバー・バウアー争奪戦には敗れ、先発左腕ジェームズ・パクストンも獲れなかった。

 

仕方なくといっては失礼だが、プランCぐらいで市場に残っていたタイワン・ウォーカーと契約。左投げがいないので若手25歳の左腕デビッド・ピーターソンが5番手に入る。

 

 

先発ローテの懸念材料は多い。2点は最低でもある。

 

①ノア・シンダーガードのトミー・ジョン手術からのリハビリだ。そう簡単には以前のようなパフォーマンスは発揮できないだろう。

 

②コロナのパンデミックの影響で昨季は出場を辞退したマーカス・ストローマンが1年間、以前のように投げられるかも不安だ。

 

 

ピーターソンにしてもメジャーで9試合に先発しただけのキャリアだ。パイレーツ、パドレスとの3チーム間トレードで獲得したジョーイ・ルケーシーが入る可能性もある。オープナーを時々利用することもあるかもしれない。

 

 

先発ローテーション

 

1 ジェイコブ・デグロム(RHP)

2 カルロス・カラスコ(RHP)

3 マーカス・ストローマン(RHP)

4 タイワン・ウォーカー(RHP)

5 デビッド・ピーターソン(LHP)/ジョーイ・ルケーシー(LHP)

 

 

ブルペン

 

エドウィン・ディアス

トレバー・メイ

ミゲル・カストロ

デリン・ベタンセス

ジェウリス・ファミリア

アーロン・ループ

ジェイコブ・バーンズ

ロバート・グセルマン

ドリュー・スミス

 

 

ブルペンは、エドウィン・ディアスがクローザー。上から5人ぐらいは確定だが、ほかは流動的。ベテラン左腕ジェリー・ブレビンスなどがマイナー契約。メジャー経験のある左腕マイク・モンゴメリーなどもマイナーにいるのでブルペンの交代要員になるだろう。

 

WBCプエルトリコ代表だったセス・ルーゴの故障離脱はブルペンのマイナスポイントだ。