fWARでは依然トップのダルビッシュ
一部の報道では、ダルビッシュ有が前回6イニングで4失点を喫したことから「サイ・ヤング賞」レースから一歩後退との単純な観測が流れたようだが、本当にそうだろうか?
例えば米データサイト「FANGRAPHS」がセイバーメトリクスによる打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標であるWAR(Wins Above Replacement)を算出しているが、その指標によるランキングでは依然として投手部門では、ダルビッシュが1位になっている。
結論から言えば、「まだまだ分からない」と言うことだろう。 ダルビッシュの次回登板は、現地9月30日から始まるプレイオフとの兼ね合いもあるが、何もなければ現地26日のホワイトソックス戦だ。ホワイトソックスとは日本時間8月24日に対戦し、7回、1失点、被安打6、奪三振10で5勝目を挙げている。
ホワイトソックスとのインターリーグ「ウィンディシティ・シリーズ」でフォローの風が吹くか、アゲインストの風になるか注目だ。
FANGRAPHSファングラフスのWAR
②コービン・バーンズ(ブワーズ)
③ジェイコブ・デグロム(メッツ)
④ルイス・カスティーヨ(レッズ)
⑤トレバー・バウアー(レッズ)