MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ファングラフスのWARでは依然としてダルビッシュがトップ

fWARでは依然トップのダルビッシュ

 

一部の報道では、ダルビッシュ有が前回6イニングで4失点を喫したことから「サイ・ヤング賞」レースから一歩後退との単純な観測が流れたようだが、本当にそうだろうか?

 

 

ダルビッシュ有

 

 

例えば米データサイト「FANGRAPHS」セイバーメトリクスによる打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標であるWAR(Wins Above Replacement)を算出しているが、その指標によるランキングでは依然として投手部門では、ダルビッシュが1位になっている。

 

結論から言えば、「まだまだ分からない」と言うことだろう。 ダルビッシュの次回登板は、現地9月30日から始まるプレイオフとの兼ね合いもあるが、何もなければ現地26日のホワイトソックス戦だ。ホワイトソックスとは日本時間8月24日に対戦し、7回、1失点、被安打6、奪三振10で5勝目を挙げている。

 

ホワイトソックスとのインターリーグ「ウィンディシティ・シリーズ」でフォローの風が吹くか、アゲインストの風になるか注目だ。

 

 

FANGRAPHSファングラフスのWAR

 

ダルビッシュ有(カブス

7勝3敗 69回 88奪三振 防御率2.22 WAR2.7

 

②コービン・バーンズ(ブワーズ)

4勝0敗 56回 81奪三振 防御率1.77 WAR2.6

 

③ジェイコブ・デグロム(メッツ)

4勝2敗 63回 94奪三振 防御率2.14 WAR2.6

 

④ルイス・カスティーヨ(レッズ)

4勝5敗 66回 85奪三振 防御率2.86 WAR2.2

 

⑤トレバー・バウアー(レッズ)

4勝4敗 65回 88奪三振 防御率1.80 WAR2.1