フラッグディール・トレード情報
久しぶりのポストシーズンへ色めき立つパドレス
10ポットから16ポットに増えた今季のポストシーズン進出チーム。ナ・リーグ西部地区で20勝15敗とドジャースに次いで2位につけているパドレスが2006年以来のプレーオフの可能性が高くトレード期限前に積極的な補強に出ている。
そのパドレスが30日(日本時間8月31日)、マイナー2選手とのトレードでレッドソックスからミッチ・モアランドを獲得したことを発表した。
レッドソックスには三塁手のハドソン・ポッツと外野手のジェイソン・ロサリオが移籍する。
34歳のモアランドは今季22試合に出場して打率.328、8本塁打、21打点、OPS1.177の好成績をマーク。
The #Padres have acquired Mitch Moreland from the Red Sox in exchange for Jeisson Rosario and Hudson Potts. Details: https://t.co/tsYyd76s9o pic.twitter.com/JMHXETMxJO
— San Diego Padres (@Padres) August 30, 2020
来季の契約が年俸300万ドルの球団オプションまたはバイアウト50万ドルとなっており、この調子を維持してくれればコスパのいい選手だ。指名打者としての起用が有力だ。
2年目の26歳タイ・フランスが好調で正三塁手マニー・マチャドの控えとして起用されているが、モアランドの加入で正一塁手エリック・ホズマーの負担を軽減させることができれば、首位ドジャースを追走できる戦力が整うことになる。
パドレスのファーム組織は毎年のトレードで有望株を大量に保有しているので交換要員には事欠かない。
ポッツは21歳の三塁手で、パワーが武器。「MLB Pipeline」による球団別プロスペクト・ランキングではパドレスの16位にランクイン。昨季はAA級で107試合に出場し、打率.227、16本塁打、59打点、OPS.696をマークした。
一方のロサリオは20歳の外野手でロサリオは選球眼の良い5ツールプレイヤーという評価がある。同ランキングでは19位にランクイン。昨季はA+級で120試合に出場し、打率.242、3本塁打、35打点、11盗塁、OPS.686をマークした。
【トレード】
— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) August 30, 2020
☆SD獲得
ミッチ・モアランド(1B)
☆BOS獲得
ジェイソン・ロサリオ(OF)
ハドソン・ポッツ(3B)
ロサリオ、ポッツはMLB攻守でパドレス16位、18位のプロスペクト。ロサリオは選球眼の良い5ツール。昨季A+でOPS.686。ポッツはパワーが武器で昨季R/2Aで打率.240・17本塁打・OPS.724をマーク。 pic.twitter.com/FLN7Sp70dC