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【MLB移籍情報】ナショナルズ、正二塁手カストロ骨折も2人目のユーティリティ補強で対応

 

ナショナルズが右手首骨折のスターリンカストロ二塁手の穴埋めとして26日にブリュワーズ自由契約となったブロック・ホルトとメジャー契約を結んだことを発表した。

 

 

フラッグディール・トレード情報

 

 

便利屋ブロック・ホルトと契約

 

 

これに伴い正二塁手スターリンカストロを60日間の故障者リストへ移動。29日にメジャーデビューしたばかりのベン・ブレイマーがマイナーに降格となった。

 

 

 

32歳のホルトはメジャー9年間で投手と捕手を除く7つのポジションでの出場経験があるユーティリティ選手。

 

二塁の243試合が一番多いが、内野の各ポジションと外野の両翼に加えセンターでも12試合に出場している。

 

キャリア9年で通算打率は.269、23本塁打、207打点、35盗塁、OPS.708。18年のヤンキース時代には、ポストシーズン史上初のサイクル安打を記録して話題になった。

 

今年2月にブリュワーズと単年契約(2021年のオプション付き)を結んだと報じられていたが、8月22日にDFAとなり、26日に自由契約となった。

 

そこをすかさず狙ったのが同リーグのナショナルズだ。レンドンの引き留めに失敗した今季のナショナルズは、ベテラン34歳のアズドルバル・カブレラを三塁にシフト。

 

二塁が本職のスターリンカストロを補強したが、そのカストロが右手首を骨折。若干20歳のルイス・ガルシアが起用されている。

 

ナショナルズには内外野兼用のユーティリティとしてジョシュ・ハリソン(.286/OPS.848)がいるが、ホルトは、ハリソンと共に若手のルイス・ガルシアらのバックアップとして起用される。