フラッグディール・トレード情報
期待高まるパドレスが積極補強を展開中!
SD獲得⇒オースティン・ノラ+オースティン・アダムス+ダン・アルタビラ
SEA獲得⇒ルイス・トーレンス+テイラー・トランメル+タイ・フランス+アンドレス・ムニョス
パドレスが2006年以来、14年ぶりのポストシーズン進出を見据えたトレード期限前の補強を展開中だ。
ブルペン補強のトレバー・ローゼンタールや指名打者として左のミッチ・モアランドをトレードで補強した後、エンゼルスからジェイソン・カストロ捕手をトレードで獲得した。
そして、マリナーズからオースティン・ノラ捕手を含む、ダン・アルタビラ、オースティン・アダムスの3選手をトレードで獲得テイラー・トラメル、タイ・フランス、アンドレス・ムニョス、ルイス・トーレンスの4選手を差し出した。
7人が絡む大型トレードの内訳は?
今回の7人が絡む大型トレード。小粒が多い印象だが、よく見てみると意外と即戦力の選手が多い。単なる数合わせの有望株のやり取りではない。
その中で注目は、パドレスに移動するオースティン・ノラ捕手(兼内野手)だろう。彼ははフィリーズのエース、アーロン・ノラの兄。
オースティン・ノラはマリナーズに拾われて30歳でブレイクした遅咲きの選手。長いマイナー生活が続いたが、19年1月にマリナーズとマイナー契約。
スプリングトレーニングに招待選手として参加した。招待選手といえば聞こえはいいが、要はノン・ロースター・インバイティとしてキャンプ用のブルペン捕手だった。
しかし、6月にデビューすると79試合で10本塁打。打率.269、出塁率.342、長打率.454、OPS.796と活躍。
今季はここまで29試合に出場して打率.306、5本塁打、19打点、OPS.903の実績を作っている。
MLB公式サイトでも「捕手だけでなく内外野の様々なポジションを守ることができるため、パドレスにとって貴重な戦力となることは間違いない。」と、彼を評価している。
一方、「売り手」になったマリナーズは、4選手の中にタイ・フランスなどのメジャークラスの選手が含まれている。タイ・フランスは正三塁手マニー・マチャドの控えとしても出場しており、メジャ-2年目の26歳。今季は20試合で、打率.309、2本塁打と控え選手として実績を残している。
ほかにルイス・トーレンスもメジャー4年目。ベメズエラ出身の24歳捕手。16歳の時に130万ドルでヤンキース入り。16年には肩の手術を受けシーズン全休したこともある。
▽Information source
http://www.mlb.jp/category/news/#35937