MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

シェーン・ビーバーがツインズ重量打線を13奪三振、8回完封で2勝目

 昨年のMLBオールスターのMVP男、インディアンスのシェーン・ビーバーがシーズン268本塁打というチーム最多本塁打記録をマークしたツインズの重量打線相手に圧巻のピッチングを披露した。

 

 

 ビーバーは8回96(ストライク57)球、被安打3、奪三振13、2四球(1死球)で2勝目を飾った。これで開幕から2試合14イニングで防御率0.00。WHIP0.57。被安打.146。

 

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 開幕戦でもロイヤルズ相手に6イニングで14奪三振を記録しており開幕から2試合で27奪三振はメジャー記録。

 

 ビーバーの武器は抜群の制球力。『BASEBALL REFERENCE』のデータでも9イニングあたりに与えた四球の平均数はリーグ1位となった。直球、スライダー、カーブが投球の9割以上を占めるシンプルなスタイルだが、カットボール気味のスライダー、キレの良いパワーカーブが打者に的を絞りにくくさせている。

 

 なお、9回にはクローザーのジェームズ・カリンチャクが登場。2対0でインディアンスが勝利した。

 

 

 先発陣が好調のインディアンは今シーズン、チームの最初の7試合で4投手が10奪三振試合をマークしている。