MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ツインズ前田健太、7回無失点のHQSで5勝目、剛腕ビーバーに投げ勝つ

 

MLB2020

 

 

前田がビーバーとの投げ合い制す

 

ツインズの前田健太)が11日(日本時間12日)、本拠地でのインディアンス戦に今季8試合目の先発登板。降雨の中、7回94球(ストライク63)、被安打4、奪三振7、与四球2、無失点のハイクオリティスタートで5勝目(1敗)を飾った。二塁を踏ませない圧巻の投球でゲームを支配した。

 

 

今季の前田は、防御率2.43、WHIP0.74、63奪三振。左打者に対する被打率が右打者よりはるかに良い.179。奪三振率も10.19と昨年の9.90より向上している。

 

MLB公式サイトでは「シンカー」と表示されている90マイル台の「2シーム」をフレームぎりぎりに投げ込む制球力でインディアンス打線を翻弄した。

 

映像を見るとファーストボール系(4シーム・2シーム)とスライダーやカットボールのリリースポイントが同じで、途中まで同一の軌道で来るので打者からは見極めがつきにくい、それでいてプレート付近で変化するので捉えきれていないのがよくわかる。

 

ツインズ打線は2本塁打で、ここまで7勝0敗、防御率1.25、94奪三振の好投手シェーン・ビーバーから3得点を奪い前田を援護した。