MLB2020
前田がビーバーとの投げ合い制す
ツインズの前田健太)が11日(日本時間12日)、本拠地でのインディアンス戦に今季8試合目の先発登板。降雨の中、7回94球(ストライク63)、被安打4、奪三振7、与四球2、無失点のハイクオリティスタートで5勝目(1敗)を飾った。二塁を踏ませない圧巻の投球でゲームを支配した。
前田健太 全球ダイジェスト 2020/09/12 ビーバーとの投げ合い https://t.co/GMXN72rzXX @YouTubeより #前田健太
— メジャーリーグ物語 (@buffaloueda) September 12, 2020
今季の前田は、防御率2.43、WHIP0.74、63奪三振。左打者に対する被打率が右打者よりはるかに良い.179。奪三振率も10.19と昨年の9.90より向上している。
MLB公式サイトでは「シンカー」と表示されている90マイル台の「2シーム」をフレームぎりぎりに投げ込む制球力でインディアンス打線を翻弄した。
映像を見るとファーストボール系(4シーム・2シーム)とスライダーやカットボールのリリースポイントが同じで、途中まで同一の軌道で来るので打者からは見極めがつきにくい、それでいてプレート付近で変化するので捉えきれていないのがよくわかる。
ツインズ打線は2本塁打で、ここまで7勝0敗、防御率1.25、94奪三振の好投手シェーン・ビーバーから3得点を奪い前田を援護した。