前田、あわやノーヒッターの好投
開幕から好投を続けているツインズの前田健太投手が18日(日本時間19日)、本拠地でのブルワーズ戦に登板し、球団新記録となる8者連続三振をマークするなど圧巻のピッチングで。
前田は、ブルワーズ打線を8回までノーヒットに抑え込んでいた。そして9回、先頭打者9番のエリック・ソガード内野手に対し、初球シンカーで1ストライク。しかし2球目、低めに制球されたチェンジアップを上手くヘッドに乗せられ、打球は二塁手の頭上をわずかに超えた。初安打を許した前田はここで降板。
初回、クリスチャン・イェリッチ外野手に四球を与えたものの、無失点で切り抜けた前田。2回も三者凡退に抑えると、エンジン全開。3回1死から5回終了までは、球団新記録となる8者連続三振に斬って取る圧巻の投球でブルワーズ打線を牛耳った。
この日の前田は8回0/3(115球)を投げ、被安打1、与四球2、奪三振12、失点1(自責点1)の圧巻のピッチングだった。防御率は2.27にアップした。12三振の内訳は、空振りの三振が11、見送りの三振は1で、これは、前田の投げるボールのキレの良さを表している結果だろう。
Crazy Eight.
— Minnesota Twins (@Twins) August 19, 2020
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前田の好投むなしく試合は、マウンドを引き継いだ2番手テイラー・ロジャース投手が、ソガードをホームに返すと、その後、守備の乱れもあり、土壇場で同点に。前田の勝ち星は消滅した。