MLB2020
7回1死までノーヒッター 防御率も1.88に上昇
カブスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、本拠地シカゴでのブルワーズ戦で今季4試合目の先発登板。
1、2回とも四球などで走者を出したがともに2三振を奪う快調な立ち上がり。2点リードした3回からは2イニング連続で3者凡退に抑えた。
5回は2死からアルシアを四球で歩かせたものの、ホルトをニゴロに打ち取った。6回は先頭・ソガードから2者連続三振。イエリッチは平凡な中飛に打ち取った。
6回まで92球を投げノーヒット。7回も続投し、先頭の4番ガルシアを空振り三振に仕留めて毎回三振を継続。通算41回目の2桁奪三振を記録。
ここまでの圧巻の投球に野茂英雄、岩隈久志に続く日本人投手3人目の快挙に期待がかかったが続くスモークに右越えソロ本塁打を献上。これが今季初被弾でこの試合の初安打だった。
7回104球(ストライク69球)を投げ、11奪三振、2四球、1死球、1安打、1失点。3試合連続のクオリティースタートで今季3勝目を飾った。98マイルのフロントドアの2シームは左打者に対して唸るような威力があった。
No, yeah, yeah, no, look, LISTEN.
— Chicago Cubs (@Cubs) August 14, 2020
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これでチームでは防御率1.06の左腕ジョン・レスターに次ぐ防御率1.88(MLB12位)。奪三振数27はMLB13位タイ(1位はシェーン・ビーバーの43)。WHIP0.75、被打率.167。
試合後は、ノーヒッターに関して「分かってましたけど、完投するわけがないので『別に関係なくね?』と思ってました」と笑った。
先発投手は防御率でMLB3位、WHIP同1位、与四球率同1位と好スタッツをキープしている。30台のベテランが多いが60試合の短縮シーズンなので問題はなさそうだ。
ここまで12勝3敗で勝率MLBトップのカブス。6連勝から1敗を挟んで3連勝と好調を支えているのはこの先発陣の踏ん張りだろう。