MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

カブスのダルビッシュが4勝目 多彩な球種が話題に!

多彩な球種を操る制球力に指揮官も絶賛

 

シカゴ・カブスダルビッシュ有が現地時間18日、本拠地で行われたセントルイスカーディナルス戦に先発。8安打を浴びたが、6回を失点1、7奪三振の粘投でハーラートップの4勝目を飾った。

 

このマウンドにカブスのロス監督は「彼の投球は刺激的だ」として、「本当にたくさんの異なる球種に注意を払わなければならない。しかも、彼はそれらをストライクゾーンの両サイドに投げることができる。私が思うにこの男はプレミアなピッチャーだ」と絶賛。

 

 

 

これで防御率1.80は両リーグ8位、K/BB(奪三振と与四球の比)6.80は7位、30.0イニングは10位。奪三振数34も10位。4試合連続でクオリティスタートを続けている。

 

 

 

ダルビッシュの球種は多彩だ。スタットキャストの分類以外にも現地メディアでは「11種類」を紹介している。

 

最速159キロ&平均151キロの4シームと2シーム平均147キロの速いカッターと139キロの“緩い”カッター、スライダー、カーブ、ナックルカーブスローカーブ、スプリッター、チェンジアップ。

 

そして新たに開発した2シームとスプリッターの中間球“スプリーム”

 

こうした球種をフレームに散りばめる制球力もアップしているように見える。気が早いが日本人投手初の「サイ・ヤング賞」に期待したい。