メッツ、エンゼルスなどで通算44勝を挙げた元球宴投手マット・ハービーがロイヤルズとメジャー契約している。
31歳のハービーはメッツ時代の13年にオールスター戦に選出され、9勝5敗、防御率2.27を記録。サイ・ヤング賞の投票で3位に入った。14年は右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響で全休となったが、15年に13勝8敗、防御率2.71をマーク。リーグ優勝に貢献し、カムバック賞を受賞した。
その後は思うような投球ができず、19年は1年1100万ドル(約12億円)でエンゼルスと契約。12試合登板、3勝5敗、防御率7.09。7月下旬に自由契約となり、その後はアスレチックスとマイナー契約を結んだものの、メジャー再昇格はならなかった。
今季は開幕前に古巣・メッツの地元放送局「SNY」が「韓国と日本の両方で、元メッツのエースであるマット・ハービーと契約する可能性に注目している球団がある」と報じ、日本(NPB)と韓国(KBO)の球団が獲得へ興味を示していると複数の米メディアが伝えていた。
Matt Harvey's first pitch back in the Majors he threw a 94.1 mph fastball right past Joey Votto pic.twitter.com/77Yd0UnObL
— David Adler (@_dadler) August 20, 2020
スタットキャストでもフォーシームの球速が94マイルを超えていて、今季は復調傾向にあるようだ。マット・ハービーはレッズとのダブルヘッダー2試合目に登板。3回を投げて2本塁打を献上して3失点だった。
ハービーは7月28日にロイヤルズとマイナー契約を結んでいた。