MLBドラフト会議2020がオンラインで始まり、予想通りタイガースがアリゾナ州立大のスペンサー・トーケルソン一塁手を全体1位指名した。
MLBドラフト2020
タイガースがアリゾナ州立大のトーケルソンを全体1位指名
トーケルソンは、バリー・ボンズが持つ大学1年のホームラン記録を更新しているスラッガー。アリゾナ州立大出身としては、1965年リック・マンデー、76年フロイド・バニスター(元ヤクルト)、78年ボブ・ホーナー(元ヤクルト)に次ぐ同大学史上4人目の全体1位指名選手となった。右打ちの一塁手としてはドラフト史上初となった。
全体2位指名は、オリオールズがヘストン・カースタッド外野手(アーカンソー大)を指名。カースタッドは大学通算37本塁打、打率.343、出塁率.421、OPS1.011の長距離砲。
【速報】
— トムベースボール@MLB (@tombaseball19) June 10, 2020
2020年ドラフト全体2位指名[BAL]
Heston Kjerstad (OF/21歳)
ヘストン・カースタッドは大学生No. 2外野手。アプローチの荒さは気がかりだが、大柄な体格から放たれる豪快なホームランは魅力的。強打のライトとして期待。
通算成績
37本塁打&.343/.421/1.011pic.twitter.com/t5beOP2vov
MLB公式サイトの予想では2位指名はオースティン・マーティン三塁手兼外野手(バンダービルト大)だったが、あっさりと外した。
ドラフトは続いているが 候補者上位200人には112人の4年制の大学プレイヤー、81人の高校生、7人の短大生が入っている。
ポジション別では投手が109人(RHP77、LHP32)で、昨年の93人と比べると割合がアップしている。右投手77人が一番多く、次に外野手の34人、左投手の32人。ショートストップの20人となっている。
学校別では、アリゾナ州立大が6人でトップ。次に3つのカレッジ(マイアミ、ミシガン、バンダービルト)が4人で続いている。
出身地別では、31州の選手が名を連ねているが、一番多いのはフロリダの29人、次にカリフォルニアが27人、テキサスが21人。ノースカロライナ(11)、テネシー(11)、アリゾナ(10)、ミシシッピ(9)、ジョージア(8)、アーカンソー(7)、ミシガン(7)、オクラホマ(6)およびサウスカロライナ(6)。ほかにプエルトリコとカナダの代表も含まれている。