MLB メジャーリーグ物語

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メジャー期待の新人ラッチマン捕手(オリオールズ)がデビュー!

 

現地時間5月21日、2019年ドラフトでオレゴン州立大から全体1位指名のアドリー・ラッチマン捕手が本拠地でのレイズ戦で待望のメジャーデビューを果たした。

 

 

ランキング1位のラッチマンがデビュー

 

ラッチマンは「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングで全体1位に評価されている超有望株。

 

オリオールズ傘下のマイナーリーグで順調に成長し、昨季は3Aに昇格したが、シーズン途中で三頭筋を痛め、途中離脱。

 

今季は開幕からアクティブ・ロースター入りも期待されたが、キャンプ中に故障し、マイナーからスタート。1A、2Aと3Aで19試合に出場して打率.309、3本塁打、9打点の成績を残していた。

 

全体ナンバーワン有望株の捕手のデビューは、オリオールズでは2009年のマット・ウィータース以来となる。

 

 

ラッチマンは「今まで生きて来たなかでも最高にクールな瞬間。この上ないほど興奮している」と心境を明かしていた。

 

この日、「6番・捕手」でスタメン出場したラッチマンは、7回の第3打席で一死走者なしの場面から右腕ラルフ・ガーザJr.の8球目を叩いてライト線へ三塁打。記念すべきメジャー初安打を記録した。

 

 

MLBでは今季、他にマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(21)、ロイヤルズのボビー・ウィット内野手(21)と将来のスター候補がデビュー。

 

ベースボール・アメリカ誌のJ・J・クーパー記者は「ラッチマン-ロドリゲス-ウィット」の有望株トリオはかつての「大谷-アクーニャ-ゲレロ」に匹敵すると評している。

 

この時期のデビューということで、今後の活躍次第では「新人王」の可能性も出てくるかもしれない。

 

 

▽記事参考

 

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