MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLBドラフトで元パドレス大塚晶文氏の息子・大塚虎之助が指名されるかも!

 

今季のMLBドラフト会議はオンラインで日本時間6月11~12日に開催する。

 

 

MLBドラフト2020

 

 

昨年のドラフトでは最大40巡目までの1217人が指名されたが、今季は新型コロナウイルスパンデミックの影響で5巡目160人までに絞られる。

 

日刊スポーツによると、その指名候補には、パドレスなどで活躍した大塚晶文氏の息子、虎之介外野手(21=サンディエゴ大3年)の名も挙がっているという。

 

高校時代は、加藤豪将も輩出したランチョ・バーナード高校でプレイした虎之介。サンディエゴ大に進み、19年シーズンは外野手、指名打者として52試合で打率.287、2本塁打、34打点を記録した。

 

今季の指名権はチーム平均で5人だが、チーム別では、ジャイアンツはクオリファイング・オファー(QO)のマディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)とウィル・スミス(ブレーブス)が他球団に移籍したため、2つの補償指名権を獲得して合計7になる。

 

カージナルスも戦力均衡ラウンドBの指名権とQOのマーセル・オズーナ(ブレーブス)の移籍による補償指名権を含む7人の指名権を持っている。

 

それに比べてヤンキースフリーエージェントでゲリット・コールを獲得した際に2巡目と5巡目の指名権を譲渡したため、全30球団のなかで最少となる3人しか指名できない。

 

さらに、アストロズレッドソックスは大スキャンダルに発展した「サイン盗み」のペナルティにより、アストロズは1巡目と2巡目の指名権を剥奪。指名権は3人に減ったが、コールの移籍により補償指名権を獲得したため指名権は4人。レッドソックスは2巡目の指名権を剥奪され4人になっている。 

 

 

公式サイトが選んだ1巡指名 予想選手

 

1位 タイガース スペンサー・トーケルソン一塁手アリゾナ州立大)

2位 オリオールズ オースティン・マーティン三塁手兼外野手(バンダービルト大)

3位 マーリンズ エイサ・レイシー投手(テキサスA&M大)

4位 ロイヤルズ ニック・ゴンザレス二塁手ニューメキシコ州立大)

5位 ブルージェイズ マックス・マイヤー投手(ミネソタ大)

6位 マリナーズ エマーソン・ハンコック投手(ジョージア大)

7位 パイレーツ ヘストン・ケアスタッド外野手(アーカンソー大)

8位 パドレス ザック・ビーン外野手(スプルース・クリーク高)

9位 ロッキーズ リード・デトマーズ投手(ルイビル大)

10位 エンゼルス ロバート・ハッセル外野手(インディペンデンス高)

11位 ホワイトソックス パトリック・ベイリー捕手(ノースカロライナ州立大)

12位 レッズ ピート・クロウ=アームストロング外野手(ハーバード・ウエストレイク高)

13位 ジャイアンツ ケイド・キャバリ投手(オクラホマ大)

14位 レンジャーズ ギャレット・クローシュ投手(テネシー大)

15位 フィリーズ タイラー・ソダーストロム捕手(ターロック高)

16位 カブス ギャレット・ミッチェル外野手(カリフォルニア大ロサンゼルス校)

17位 レッドソックス ミック・エイベル投手(ジェズイト高)

18位 ダイヤモンドバックス オースティン・ヘンドリック外野手(ウエスト・アレゲニー高)

19位 メッツ ニック・ビツコ投手(セントラル・バックス・イースト高)

20位 ブリュワーズ コール・ウィルコックス投手(ジョージア大)

21位 カージナルス ブライアン・ジャービス投手(デューク大)

22位 ナショナルズ スレイド・チェッコーニ投手(マイアミ大)

23位 インディアンス ディロン・ディングラー捕手(オハイオ州立大)

24位 レイズ ジャレッド・ケリー投手(レフュリオ高)

25位 ブレーブス クレイトン・ビーター投手(テキサス工科大)

26位 アスレチックス クリス・マクマーン投手(マイアミ大)

27位 ツインズ ジョーダン・フォスキュー二塁手ミシシッピ州立大)

28位 ヤンキース ニック・ロフティン遊撃手(ベイラー大)

29位 ドジャース ボビー・ミラー投手(ルイビル大)

 

 

上位200人には112人の4年制の大学プレイヤー、81人の高校生、7人の短大生が入っている。

 

ポジション別では投手が109人(RHP77、LHP32)で、昨年の93人と比べると割合がアップしている。右投手77人が一番多く、次に外野手の34人、左投手の32人。ショートストップの20人となっている。

 

学校別では、アリゾナ州立大が6人でトップ。次に3つのカレッジ(マイアミ、ミシガン、バンダービルト)が4人で続いている。

 

出身地別では、31州の選手が名を連ねているが、一番多いのはフロリダの29人、次にカリフォルニアが27人、テキサスが21人。ノースカロライナ(11)、テネシー(11)、アリゾナ(10)、ミシシッピ(9)、ジョージア(8)、アーカンソー(7)、ミシガン(7)、オクラホマ(6)およびサウスカロライナ(6)。ほかにプエルトリコとカナダの代表も含まれている。

 

メジャーリーグ公式サイトではこれらの29選手を含むドラフト候補200人分のスカウティング・レポートを公開している。

 

 

 

 

▽Information source

 

www.mlb.com