MLBドラフト会議2020が現地10日(日本時間11日)、オンラインで始まり、1巡指名の37人が出そろった。大学生24人、高校生は13人だった。
MLBドラフト2020
1巡目(順位は全体)
1位:タイガース
2位:オリオールズ
ヘストン・カースタッド外野手(アーカンソー大)
3位:マーリンズ
マックス・マイヤー投手(ミネソタ大)
4位:ロイヤルズ
エイサ・レイシー投手(テキサスA&M大)
5位:ブルージェイズ
オースティン・マーティン遊撃手(バンダービルト大)
6位:マリナーズ
エマーソン・ハンコック投手(ジョージア大)
7位:パイレーツ
ニック・ゴンザレス遊撃手(ニューメキシコ州立大)
8位:パドレス
ロバート・ハッセル三世外野手(インディペンデンス高)
9位:ロッキーズ
ザック・ビーン外野手(スプルース・クリーク高)
10位:エンゼルス
リード・デトマーズ投手(ルイビル大)
11位:ホワイトソックス
ギャレット・クローシュ投手(テネシー大)
12位:レッズ
13位:ジャイアンツ
パトリック・ベイリー捕手(ノースカロライナ州立大)
14位:レンジャーズ
15位:フィリーズ
ミック・エイベル投手(ジェズイト高)
16位:カブス
エド・ハワード遊撃手(マウント・カーメル高)
17位:レッドソックス
ニック・ヨーク二塁手(アーチビショップ・ミッティ高)
18位:ダイヤモンドバックス
19位:メッツ
ピート・クロウ=アームストロング外野手(ハーバード・ウエストレイク高)
20位:ブリュワーズ
ギャレット・ミッチェル外野手(カリフォルニア大ロサンゼルス校)
21位:カージナルス
ジョーダン・ウォーカー三塁手(ディケイター高)
22位:ナショナルズ
ケイド・キャバリ投手(オクラホマ大)
23位:インディアンス
カーソン・タッカー遊撃手(マウンテン・ポインテ高)
24位:レイズ
ニック・ビツコ投手(セントラル・バックス・イースト高)
25位:ブレーブス
ジャレッド・シュスター投手(ウェイク・フォレスト大)
26位:アスレチックス
タイラー・ソダーストロム捕手(ターロック高)
27位:ツインズ
28位:ヤンキース
オースティン・ウェルズ捕手(アリゾナ大)
29位:ドジャース
ボビー・ミラー投手(ルイビル大)
戦力均衡ラウンドA
30位:オリオールズ
31位:パイレーツ
32位:ロイヤルズ
ニック・ロフティン遊撃手(ベイラー大)
33位:ダイヤモンドバックス
スレイド・セッコーニ投手(マイアミ大)
34位:パドレス
ジャスティン・ラング投手(リャノ高)
35位:ロッキーズ
ドリュー・ロモ捕手(ザ・ウッドランズ高)
36位:インディアンス
タナー・バーンズ投手(オーバーン大)
37位:レイズ
アリカ・ウィリアムス遊撃手(アリゾナ州立大)
With the 1st overall pick of the 2020 #MLBDraft, the #Tigers select @ASU_Baseball 3B Spencer Torkelson, No. 1 on the Top 200 Draft Prospects list: https://t.co/LdVdDPHtKM
— MLB Draft (@MLBDraft) June 10, 2020
Watch live: https://t.co/cmm19LX2BQ pic.twitter.com/gvd5L11Yn4
予想通りタイガースがアリゾナ州立大のスペンサー・トーケルソン一塁手を全体1位指名した。トーケルソンは、バリー・ボンズが持つ大学1年のホームラン記録を更新しているスラッガー。
アリゾナ州立大出身としては、1965年リック・マンデー、76年フロイド・バニスター(元ヤクルト)、78年ボブ・ホーナー(元ヤクルト)に次ぐ同大学史上4人目の全体1位指名選手となった。右打ちの一塁手としてはドラフト史上初となった。
全体2位指名は、オリオールズがヘストン・カースタッド外野手(アーカンソー大)を指名。カースタッドは大学通算37本塁打、打率.343、出塁率.421、OPS1.011の長距離砲。
MLB公式サイトの予想では2位指名はオースティン・マーティン三塁手兼外野手(バンダービルト大)だったが、あっさりと外した。
With the 2nd overall pick of the 2020 #MLBDraft, the #Orioles select @RazorbackBSB OF Heston Kjerstad, No. 10 on our Top 200 Draft Prospects list: https://t.co/DYMRCCjiaZ
— MLB Draft (@MLBDraft) June 10, 2020
Watch live: https://t.co/cmm19LFrdg pic.twitter.com/iHOuRhDPpz
ドラフトの2日目は続いているが 候補者上位200人には112人の4年制の大学プレイヤー、81人の高校生、7人の短大生が入っている。
ポジション別では投手が109人(RHP77、LHP32)で、昨年の93人と比べると割合がアップしている。右投手77人が一番多く、次に外野手の34人、左投手の32人。ショートストップの20人となっている。
学校別では、アリゾナ州立大が6人でトップ。次に3つのカレッジ(マイアミ、ミシガン、バンダービルト)が4人で続いている。
出身地別では、31州の選手が名を連ねているが、一番多いのはフロリダの29人、次にカリフォルニアが27人、テキサスが21人。ノースカロライナ(11)、テネシー(11)、アリゾナ(10)、ミシシッピ(9)、ジョージア(8)、アーカンソー(7)、ミシガン(7)、オクラホマ(6)およびサウスカロライナ(6)。ほかにプエルトリコとカナダの代表も含まれている。