現地時間7月18日(日本時間19日)、MLBドラフト2022のファーストラウンド(1日目)が終了した。
MLB公式サイトによるとメッツは昨年ドラフトの補償により全体11位指名が追加され、ドジャースは贅沢税の基準額超過のため最初の指名が10個下がって、1巡目指名権なしとなっている。
MLBドラフト2022
今年の1巡ピックの全体1位指名は、オリオールズが元メジャーリーガー、マット・ホリデーの息子であるジャクソン・ホリデー遊撃手(オクラホマ州スティルウォーター高)を指名した。
And we're off!
— MLB (@MLB) July 17, 2022
The @orioles select SS Jackson Holliday with the 1st overall pick in the 2022 #MLBDraft! 👏 pic.twitter.com/ADs05F5euX
各球団の1巡指名
1位 オリオールズ
ジャクソン・ホリデー(遊撃手/スティルウォーター高)
2位 ダイヤモンドバックス
ドリュー・ジョーンズ(外野手/ウェズリアン高)
3位 レンジャーズ
クマー・ロッカー(右投手/無所属)
4位 パイレーツ
テルマー・ジョンソン(遊撃手/メイズ高)
5位 ナショナルズ
エライジャ・グリーン(外野手/IMGアカデミー)
6位 マーリンズ
ジェイコブ・ベリー(三塁手/ルイジアナ州立大)
8位 ツインズ
ブルックス・リー(遊撃手/カリフォルニア州立工科大)
9位 ロイヤルズ
ギャビン・クロス(外野手/バージニア工科大)
10位 ロッキーズ
ガブリエル・ヒューズ(右投手/ゴンザガ大)
11位 メッツ
ケビン・パラダ(捕手/ジョージア工科大)
12位 タイガース
ジェイス・ヤン(二塁手/テキサス工科大)
13位 エンゼルス
ザック・ネト(遊撃手/キャンベル大)
14位 メッツ
ジェット・ウィリアムス(遊撃手/ロックウォール・ヒース高校)
16位 ガーディアンズ
チェイス・デローター(外野手/ジェームズ・マディソン大)
17位 フィリーズ
ジャスティン・クロフォード(外野手/ビショップ・ゴーマン高校)
18位 レッズ
キャム・コリアー(三塁手/チポラ大)
19位 アスレチックス
ダニエル・スーサック(捕手/アリゾナ大)
20位 ブレーブス
オーウェン・マーフィー(右投手/カリフォルニア大学リバーサイド校)
21位 マリナーズ
コール・ヤング(遊撃手/ノースアレゲニー高)
22位 カージナルス
クーパー・ジャーピー(左投手/オレゴン州立大)
23位 ブルージェイズ
ブランドン・バリエラ(左投手/アメリカン・ヘリテイジ高)
24位 レッドソックス
マイキー・ロメロ(遊撃手/オレンジ・ルーザラン高)
25位 ヤンキース
スペンサー・ジョーンズ(外野手/バンダービルト大)
26位 ホワイトソックス
ノア・シュルツ(左投手/オスウィーゴ・イースト高)
27位 ブリュワーズ
エリック・ブラウンJr.(右投手/コースタル・カロライナ大)
28位 アストロズ
ドリュー・ギルバート(外野手/テネシー大)
29位 レイズ
ザビアー・アイサック(一塁手/イーストフォーサイス高)
30位 ジャイアンツ
レジー・クロフォード(二刀流/コネチカット大)
■FA補償指名権
31位 ロッキーズ
スターリン・トンプソン(外野手/フロリダ大)
32位 レッズ
サル・スチュワート(三塁手/ウェストミンスター・クリスチャン高)
■戦力均衡ラウンドA
33位 オリオールズ
ディラン・ビーバース(外野手/カリフォルニア大)
34位 ダイヤモンドバックス
ランドン・シムズ(右投手/ミシシッピ州立大)
35位 ブレーブス
JR・リッチー(右投手/ベインブリッジ高)
36位 パイレーツ
トーマス・ハリントン(遊撃手/メイズ高)
37位 ガーディアンズ
ジャスティン・キャンベル(右投手/オクラホマ州立大)
39位 パドレス
ロビー・スネリング(左投手/マックイーン高)
オリオールズが全体1位で指名するのは2019年のアドリー・ラッチマン捕手以来3年ぶり、球団史上3人目。高校生が全体1位指名を受けるのは2017年にツインズが指名したロイス・ルイス以来。
二世選手のホリデーは、「MLBパイプライン」のドラフト有望株ランキングで2位に入っていた遊撃手。
His time is NOW!
— Baltimore Orioles (@Orioles) July 17, 2022
With the first pick in the 2022 #MLBDraft, we have selected infielder Jackson Holliday from Stillwater High School (OK). pic.twitter.com/iJFzk2azv4
「MLBパイプライン」のランキングで1位だったドリュー・ジョーンズは、全体2位指名権を持っていたダイヤモンドバックスが指名。
彼もブレーブスなどで活躍し、日本でもプレーしたアンドリュー・ジョーンズの息子で、今年は1位と2位指名が二世選手になった。
ほかには全体30位指名権を持っているジャイアンツが大学で投手兼一塁手としてプレーしていた左投げのレジー・クロフォードをTWP(二刀流選手)として指名している。