MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB 年俸調停でロドリゲスやべリオスなど選手側が相次いで敗訴

 今季は比較的に年俸調停で敗訴する選手が多いのではないだろうか。

 

 レッドソックスの左腕エドゥアルド・ロドリゲスが年俸調停で敗訴。要求していた897万5000ドルは公聴会で認められずレッドソックスが提示していた830万ドルが認められた。

 

 

 26歳のエドゥアルド・ロドリゲス投手は調停2年目だった。ちなみに、1年目は430万ドル。19年は34試合で201回1/3を投げて19勝6敗、防御率3・81、奪三振数213、奪三振率9.4、与四球率3.3。勝利数、防御率奪三振数、イニング数、先発登板回数のすべてにおいて、自己ベストのシーズンだった。

 

 ロドリゲスは国際フリーエージェント(FA)として2010年にオリオールズに入団した後、トレードで14年にレッドソックスに加入。2年間の年俸調停資格を有し、22年にはFAとなる見込みだ。

 

 ロドリゲスだけではなくツインズのエース格ホセ・ベリオスも440万ドルの要求が認められず402万5000ドルの球団側の提示額が認められた。

 

 べリオスは前田健太が移籍したツインズの開幕投手候補。12年のMLBドラフト1巡追補(全体32位)でツインズに入団。19年は初の二桁勝利となる14勝、防御率も3.89を記録している。