MLB球団人事
個人的にはあまり興味のない話題だが、監督が空席になっているヒューストン・アストロズが新監督に70歳の老将ダスティ・ベイカー氏を起用する方針を固めたようだ。
USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールの報道が各メディアのネタ元だが、メジャーリーグ機構の裁定を受けたアストロズのオーナーサイドがデータ重視のスタイルから、ここは一旦、“オールドスクール”と呼ばれるベテラン監督の起用で事態を収拾しようという事だろう。
ある意味、分かりやすい人事だが、選手がそろっているチームだけに、編成の陣頭指揮を執るゼネラルマネージャーの人事よりも監督人事を優先させた形だ。
The #Astros have decided on Dusty Baker to be their next manager, a perfect choice.https://t.co/UlDHjACFD0
— Bob Nightengale (@BNightengale) January 28, 2020
ベイカー氏の監督としての実績は、さまざまなメディアで紹介しているので、そちらを参考にしていただきたい。
アストロズはメジャーリーグ機構から500万ドルの罰金を科した、金額的には大したことがないが、これは現在のメジャーリーグ規則における最高額。さらに2020年と21年のドラフト1巡と2巡の指名権をリーグから剥奪された。
個人的には、スプリンガーやアルトゥーベ、ブレグマン、グリエルなどの個人成績に注目したい。大きく数字が落ちることはないと思われるが、打率、出塁率、OPSなど、どれだけ影響を受けるかを見てみるのも面白いかもしれない。