FA市場で残っていた最後の大物野手トレバー・ストーリーがレッドソックスとの契約に合意した。
メジャーリーグ移籍情報
ストーリーの契約内容は?
契約は7年総額1億6000万ドル。
4年目終了後にオプトアウトできる権利が付いており、ここからは複雑だがストーリーがオプトアウトの権利を行使した場合、レッドソックスは7年目のオプションを行使し、オプトアウトを無効にすることもできるという。
その場合、7年間の総額は1億6000万ドルになるようだ。
The 6-year, $140 million contract includes an opt out after the fourth year. The Redsox could void the opt out by adding a seventh year making the deal worth $160 million over 7 years. https://t.co/EyyGN9fpgM
— Bob Nightengale (@BNightengale) March 20, 2022
ストーリーの実績
ストーリーで思い出すのはメジャーデビューとなった開幕戦で当時ダイヤモンドバックスのザック・グリンキー投手から2本塁打を放つなどデビューから4試合連続本塁打を記録。
開幕6試合で7本塁打をマークしてナショナルリーグの「プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク」に輝き、衝撃的なデビューを飾ったことだ。
この月はナ・リーグのルーキー史上最多の10本塁打を放ち、4月の「ルーキー・オブ・ザ・マンス」に輝いた。
2018年、19年は「シルバースラッガー賞」を受賞。昨季はロッキーズで142試合に出場して打率.251、本塁打24、OPS.801。
レッドソックスのアレックス・コーラ監督は正遊撃手にザンダー・ボガーツを使う事を明言しているため、ストーリーは正二塁手での起用が濃厚だ。
昨季はひじの故障で14日間故障者リストに入っているので二塁がちょうど良いかもしれない。
レッドソックスの2022年ラインナップ
これにより予想されるレッドソックスのラインナップは下記になる。
1 CF キケ・ヘルナンデス
2 3B ラファエル・ディバース
3 SS ザンダー・ボガーツ
4 DH J.D.マルティネス
5 2B トレバー・ストーリー
6 LF アレックス・ベルドゥーゴ
7 1B ボビー・ダルベッグ
8 C クリスチャン・バスケス
9 RF ジャッキー・ブラッドリーJr.
FA市場で注目された選手たちがキャンプに遅れまいと続々と契約。残っているのはメッツからFAのマイケル・コンフォート外野手ぐらいだろうか。