大リーグのプレーオフは5日(日本時間6日)、レッドソックスの本拠地ボストンのフェンウェイパークでア・リーグのワイルドカードゲーム(WCG)が開幕。
レッドソックスがヤンキースに6対2で勝ち、地区シリーズ進出(ALDS)を決めた。
MLB2021 ワイルドカード(ALWC)
ヤンキース 2
レッドソックス 6
ヤンキースはゲリット・コール。レッドソックスがネイサン・イオバルディの先発で始まった一戦は、ゲリット・コールが1回、ザンダー・ボガーツに2ラン本塁打を浴びるなど、3回途中で被安打4、被本塁打2、失点3(自責点3)で早々と降板。
今季の「サイ・ヤング賞」とも予想されているヤンキースの絶対エースが早々とノックアウトされたことで、試合の流れは完全にレッドソックスに。
そのレッドソックスはイオバルディが5.1イニングを投げてアンソニー・リゾのソロ本塁打のみの失点1と試合を作り、6回途中短期決戦ならではのブルペンをフル稼働させる継投策。
ライアン・ブレイシア、タナー・ハウク、ハンセル・ロブレスとつないで9回に5番手ギャレット・ウィットロックがジャンカルロ・スタントンにソロ本塁打を浴びたものの、6対2で逃げ切った。
5回戦制の地区シリーズはア・リーグが7日(同8日)の開始で、レイズ(東部地区)がレッドソックス、アストロズ(西部地区)がホワイトソックス(中部地区)と対戦する。
ナ・リーグのワイルドカード
なお、ナ・リーグのWCGは6日(同7日)にドジャース対カージナルスが行われる。
日本人選手唯一のポストシーズン進出となったレッドソックスの澤村拓一は出場登録を外れたが、ALDSからは登録の可能性があり、出場を期待したい。
Winner-take-all edition of The Rivalry, and Boston got it done. pic.twitter.com/xT1Wjs12Nm
— MLB (@MLB) October 6, 2021