本サイトの調べでは、2021年シーズン終了後から2022年3月21日(日本時間)までに決まったフリーエージェント(FA)契約は119件(マイナー契約を除く)。今回はその中から契約総額トップ10を紹介したい。
メジャーリーグ移籍情報
FA契約TOP10
名前の後の( )内は年齢と予想守備ポジション
① コーリー・シーガー(27、SS)
レンジャーズと10年3億2500万ドル
② クリス・ブライアント(30、OF/3B)
ロッキーズと1億8200万ドル
③ マーカス・セミエン(31、2B)
レンジャーズと7年1億7500万ドル
④ フレディ・フリーマン(32、1B)
ドジャースと1億6200万ドル
⑤ トレバー・ストーリー(29、2B)
レッドソックス1億4000万ドル
⑥ ハビアー・バイエズ(29、SS)
タイガースと1億4000万ドル(オプトアウト権あり)
⑦ マックス・シャーザー(37、SP)
メッツと3年1億3000万ドル(オプトアウト権あり)
⑧ ロビー・レイ(30、SP)
マリナーズと1億1500万ドル(オプトアウト権あり)
⑨ ケビン・ゴーズマン(30、SP)
ブルージェイズと1億1000万ドル
⑩ カルロス・コレア(27、SS)
ツインズと1億530万ドル(オプトアウト権あり)
ちなみに11位はニック・カステヤノスでフィリーズと5年1億ドル。12位はカイル・シュワーバーで同じくフィリーズと4年7900万ドル。
ポジション別では、投手はシャーザーがトップで年平均でも4333万ドルで今オフの最高額。2位はロビー・レイ、3位はケビン・ゴーズマン。
ただし、年平均のサラリーでは2位ジャスティン・バーランダーの2500万ドル、3位マーカス・ストローマンで2333万ドルになっている。
救援投手ではエンゼルスと5年契約のライセル・イグレシアスがトップ。年平均ではケンリー・ジャンセンの1600万ドル。
クローザーを除く救援投手ではフィリーズと契約のコーリー・クネーベルが年平均1000万ドルでトップ。ジョー・ケリーが年平均850万ドルでアーロン・ループらと同じ2位タイ。
野手ではシーガーがトップだが、年平均ではコレアの3510万ドルが最高額だった。
日本人選手の契約情報
日本人選手では菊池雄星(30歳)がブルージェイズと3年3600万ドル(年平均1200万ドル)、鈴木誠也がポスティング制度を利用してカブスと5年8500万ドルで契約。筒香嘉智がパイレーツと1年400万ドルで再契約。
菊池や鈴木は移籍専門サイトの予想より多くの金額を勝ち取った。
鈴木がカブスと結んだ契約の内訳は契約ボーナス500万ドルと5年総額8000万ドル。年度別の年俸は下記のようになっている。
- 22年 700万ドル
- 23年 1700万ドル
- 24年 2000万ドル
- 25年 1800万ドル
- 26年 1800万ドル
この契約には全球団へのトレード拒否権などが付帯しているとの報道だ。広島へのポスティング料は1462万5000ドル。