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【MLB契約情報】フィリーズが先発右腕ザック・ウィーラーと契約延長

 

 現地3月4日、フィリーズは、先発右腕ザック・ウィーラーと2025年から2027年まで3年総額1億2600万ドル(年平均4200万ドル)になる延長契約を交わしたことを発表した。

 

 

MLB契約情報  

 



「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマンによるとこの契約にはオプションやオプトアウトは盛り込まれていないという。

 

 

 

 

 今季が5年総額1億1800万ドル(2020~24年)の契約最終年だったウィーラーに関しては、以前からフィリーズもえいーらー側も契約延長に興味を示しているという報道があった。

 

 年平均4200万ドルの年俸は、大谷翔平の7000万ドル(10年7億ドル/2024~33年)、マックス・シャーザーの約4333万3333(3年1億3000万ドル/2022~24年)、ジャスティン・バーランダーの4333万3333ドル(2年8666万6666ドル/2023~24年)に次ぎ、歴代4位の高額契約だ。

 

そのタフさと実績の両方でメジャートップの数字をマーク

 

 5月に34歳になる右腕は、直近3シーズン(2021~23年)で計558.1イニングを投げており、これはこの期間の投手では5番目に多く、2020年から直近4シーズンで記録したbWAR(19.6)とfWAR(19.3)も共に投手トップの数字。

 

 2021年には最多奪三振のタイトルも獲得し、MLB専門誌『スラッガー』元編集長、宇根夏樹さんの解説記事によると奪三振率10.03と与四球率1.92、防御率3.08とFIP2.86は、計300イニング以上の104人中、22位と10位、12位と3位に位置するらしい。

 

 2021年には最多奪三振のタイトルも獲得し、MLB専門誌「スラッガー」元編集長、宇根夏樹さんの解説記事によると奪三振率10.03と与四球率1.92、防御率3.08とFIP2.86は、計300イニング以上の104人中、22位と10位、12位と3位に位置するらしい。

 

 MLB公式サイトによるとウィーラーはすでにサービスタイム(メジャー登録日数)が10年を超えており、今季でフィリーズ在籍の期間が5年に達するため、MLBのルールに従い、今季終了時に全球団に対するトレード拒否権を獲得することになる。

 

 ということで、ウィーラーは、2027年までフィリーズの先発ローテーションの柱として投げ続けることになる。

 

 フィリーズはFAになったアーロン・ノラも7年総額1億7200万ドルで呼び戻しており、来季以降もウィーラーとノラという2人がフィリーズ先発ローテーションを牽引していくことになりそうだ。

 

 

▼記事参考

 

ニュース - MLB.JP

 

news.yahoo.co.jp