MLBの2022年シーズンはこれからが最も佳境になってくるが、チームの中には水面下で次のシーズンに向けて動き出しているチームもある。
メジャーリーグ移籍情報
ここでは、2022年から2023年3月までのオフシーズンでチーム別に最も去就に注目のフリーエージェント(FA)選手にスポットを当てたい。
アメリカンリーグ
ブルージェイズ
ロス・ストリップリング(RHP)
ブルージェイズの先発ローテは来季もロックされている投手が多いが、彼は今季終了後にFAの権利を得る。
今季はここまで24試合で先発が16試合5勝3敗、防御率2.93。ドジャース在籍時に一時はエンゼルスとのトレード話もあった。先発ローテの頭数を揃えたいチームがダメならブルペン要員に回すということで獲得する場合があるかも。
オリオールズ
ルーグネッド・オドーア(2B)
レイズ
コリー・クルーバー(RHP)
サイ・ヤング賞を2度受賞しているが、以前のような輝きは期待できない。ただし、20勝を挙げた2018年以来の規定投球回数はクリアできそう。
来季は37歳になるので単年800万ドルで契約した今季並みの契約か、ダウン提示を受け入れれば来季もどこかでローテーション争いをしているだろう。
レッドソックス
ザンダー・ボガーツ(SS)
レッドソックスにはこのオフに直面するいくつかの契約がある。その一人が主力のボガーツとの残留交渉。ほかに指名打者J.D.マルチネス、ネイサン・イオバルディ投手など。
ヤンキース
アーロン・ジャッジ(OF)
MLB.comのFAランキングでもジャッジが文句なしのトップ。ここまでリーグトップの46本塁打、102打点、OBP1.050、bWAR6.9は最高の契約更改シーズンをおくっている。
このオフシーズンは彼の話題が増えることは間違いなさそうだ。
ガーディアンズ
オースティン・ヘッジス(捕手)
ロイヤルズ
ザック・グリンキー(RHP)
38歳。19年目のシーズンはキャリアで最も低い奪三振率。単年1300万ドル。このままのスタッツだとダウン提示になりそうだが、問題は、彼が20年目のシーズンに戻りたいかどうかだろう。
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