MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB公式サイトによる2024年開幕前の「ファーム組織ランキング」

 

MLB公式サイトが現地時間8日、2024年シーズン開幕前の「ファーム組織ランキング」を発表しているので紹介したい。

 

 

MLB2024 「ファーム組織ランキング」

 

オリオールズが今季もランキング1位に

 

MLB公式サイトでは2015年シーズン開幕前からこのランキングを発表しているが、ファーム組織の強弱がチーム成績の浮き沈みに影響することが多い。

 

 

 

 

現にドジャースは2016年シーズン開幕前に1位で2017年、18年にナショナル・リーグを制して2年連続でワールドシリーズに進出。短縮シーズンだったが、2020年にはワールドシリーズを32年ぶりに制している。

 

ブレーブスも2017年シーズン開幕前に1位。2018年から昨年まで地区6連覇。2021年にはアストロズを4勝2敗で破ってワールドチャンピオンに輝いた。

 

そのほか、レイズも2020年シーズン開幕前から2021年シーズン開幕前まで1位。2020年にワールドシリーズに進出。スモール・バジェット(低予算)のチームながら毎年、プレーオフ新種を果たしている。

 

今季の開幕前1位はオリオールズ。2021年シーズン途中のファーム組織ランキングから1位をキープして、これで6回連続の1位選出となった。

 

 

 

 

2024年シーズン開幕前のファーム組織ランキング

 

1 オリオールズ
2 カブス
3 ブリュワーズ
4 パドレス
5 タイガース
6 レイズ
7 レンジャーズ
8 ドジャース
9 パイレーツ
10 レッズ

11 ヤンキース
12 ナショナルズ
13 メッツ
14 レッドソックス
15 ツインズ
16 ダイヤモンドバックス
17 ジャイアン
18 マリナーズ
19 ガーディアンズ
20 ホワイトソックス

21 ロッキーズ
22 フィリーズ
23 カージナルス
24 ブルージェイズ
25 アスレチックス
26 ブレーブス
27 アストロズ
28 ロイヤルズ
29 マーリンズ
30 エンゼルス

 

オリオールズは、球界ナンバーワン有望株のジャクソン・ホリデイを筆頭に、プロスペクト・ランキング全体32位までに5人を送り込み、昨季はリーグ最多の101勝を挙げ、ヤンキースやレイズなど強豪がひしめくアメリカンリーグ東地区で9年ぶりの地区優勝と7年ぶりのポストシーズン進出を達成した。

 

※「ファーム組織ランキング」とは?

 

このランキングは、MLB公式サイトによると各球団のプロスペクトを分析。メジャーリーガーとしての長期的な価値やタレントの質と量。組織的な投手と野手のバランス、メジャー昇格までの近さ、シーリング(才能の上限)とフロア(才能の下限)などを総合的に評価してランキングしているという。