MLBの2022年シーズンはこれからが最も佳境になってくるが、チームの中には水面下で次のシーズンに向けて動き出しているチームもある。
メジャーリーグ移籍情報
ここでは、2022年から2023年3月までのオフシーズンでチーム別に最も去就に注目のフリーエージェント(FA)選手にスポットを当てたい。今回はその第2弾。
アメリカンリーグ
タイガース
ウィリー・ペラルタ(RHP)
10年目の今季は4月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入り。8月19日にDFA。
ツインズ
カルロス・コレア(SS)
2022年3月に3年総額1億530万ドルの契約。この契約には2022年と2023年オフにオプトアウトして市場に出ることができる内容で彼は、オプトアウトすることが予想されている。
今季ここまで打率.269、本塁打14、OPS.780。来季の年俸は3510万ドル。来季28歳だが、この程度のスタッツではこの契約額以上に条件の良いオファーがあるのかどうか?
ホワイト ソックス
ホセ・アブレイユ(1B/DH)
3年5000万ドルの契約が今季限りで終了。ホワイト ソックスでの 9年間で通算打率.292、OPS.863。今季も打率.308、本塁打14、OPS.848。
エンゼルス
マイケル・ロレンゼン(RHP)
誰もが気になるところだが、エンゼルスは大谷翔平の契約延長または年俸調停額交渉が最も重要課題だが、それ以外でもいくつかの難しい決断を下す可能性のあるオフシーズンだ。ロレンゼンもその一人。
アストロズ
トレイ・マンシーニ(1B/OF)
60日間の負傷者リストに入ったマイケル ・ブラントリーの代役としてトレードデッドライン前にアストロズが三角トレードで獲得。2020年に大腸癌の治療のため全休した以外は2017年から19年、21年とコンスタントに活躍している。
一塁と外野の両翼を守った経験があるがアストロズではDHで起用されている。来季は1000万ドルの相互オプション。
アスレチックス
チャド・ピンダー(OF)
マリナーズ
ミッチ・ハニガー(OF)
マリナーズの主軸打者だが、故障が多いのがマイナス要因。2019年には自打球で睾丸が破裂するという重傷。2020年は怪我が快復せず、シーズンを全休し、今季も足首の負傷で4月30日から8月6日までの99日間、戦列から離れていた。
残りのシーズンでヘルシーな状態を証明できればFA市場で注目の外野手だろう。
レンジャーズ
マーティン・ペレス(LHP)
レンジャーズに帰って来た左腕。今季は5月に自身初の月間最優秀投手を受賞するなど、ここまで24試合で9勝4敗、防御率2.80と苦戦するチームの先発ローテーションの中核を担っている。
単年400万ドルの契約だったが、この調子で投げ続ければ複数年契約の延長もあるかもしれない。
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