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【MLB契約情報】サイヤング賞左腕ダラス・カイケルのその後は?

 18年オフのフリーエージェント(FA)市場で注目左腕だったダラス・カイケル。18年11月にはアストロズからのクオリファイング オファー(QO)を拒否、長期契約を希望してFAになった。メッツ、ブルワーズやパドレスなどと交渉を進めてきたものの、どこにも決まらなかった。

そのカイケルが希望額を下げる用意があることを複数のメディアが伝えている。

 FOXスポーツのケン・ローゼンタールによると、カイケルは出場機会を得るために、拒否したQOの1790万ドルを超える1年契約、または、複数年契約であれば、希望している1億5000万~2億ドルからという希望額を下げることを受け入れるようだ。

 ESPNのバスター・オルニーも同じような内容の報告で、カイケルがこれまで希望していた長期契約のハードルを下げて好条件の1年契約オファーがあれば、それに応じる可能性があることを報じている。

MLB.comのコラムニスト、リチャード・ジャスティスは、カイケルが着地点を求める上で、フィットしそうな3チームを紹介。それらをもとに個人的な見解も含めて、放浪する左腕の移籍先を探っていきたい。

フィリーズ

 フィリーズは、アーロン ノラとジェイク アリエッタなどが中心の先発ローテーションには左投手がいない。オフにジャイアンツのマディソン バムガーナーのトレードを模索していたという経緯がある。好発進したチームだが、防御率MLB全体でも22位と良くない。

ヤンキース

 地区3連覇中のレッドソックスが開幕からつまずきヤンキースは自分たちの選択肢を検討する時間が増えた一方で、エース格のセベリーノが長期化するのが不安材料。その穴を埋める投手としては適材かもしれないが「ぜいたく税」(Competitive Balance Tax)との兼ね合いもある。サバシアの復帰やパクストン、ハップなどサウスポーは多い。

エンゼルス

 先発ローテーションはMLB27位と低迷(日本時間4月28日現在)。昨シーズンに目途がたった2人の先発左腕アンドリュー・ヒーニーとタイラー・スキャッグスはともに故障者リスト入りしていたが、このうちスキャッグスはアクティブロスターに復帰した。

上の3チームのほかにはパドレスなどの名前が挙がっているが、パドレスの先発陣は意外と健闘している(MLB5位)。

ブルワーズがMLB26位と先発陣が振るわない状況だったが、左腕ジオ・ゴンザレスと先日契約したのでカイケルとの契約はなくなった。

 どちらにしても球団から好都合の「1年契約」で実績のあるサイヤング賞投手を獲得できるのであれば、今後上位を狙う複数の球団や先発ローテーションをテコ入れしたい球団から打診があるものと思われる。

◇記事参考

https://www.mlb.com/news/best-teams-for-dallas-keuchel

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