ドジャースのコディ ベリンジャーが開幕から打ちまくっている。
ここまで21試合を消化して74打数32安打で打率.432、10本塁打、24打点。打率と本塁打数でMLBの両リーグトップに立っている。
ベリンジャーは13年のMLBドラフトでドジャースが4巡指名。その後、17年4月にメジャーデビューしてその年は39本塁打をマーク。ナショナルリーグのシーズン新人本塁打記録を更新し、リーグ新人王を獲得した。
「フライボール革命」の申し子のようなアッパースイングが特徴だったが、打球の角度が16.1度から13.0度に低くなって、打球速度が144.3キロから154.2キロと約10キロアップ。「フライではなく強い打球を打つ」スタイルに進化している。
昨年は、162試合にフル出場したが、研究されたのか、初年度に比べて各部門で成績を下げた。
今季は開幕から打ちまくり、ここまで安打のなかったのは4月8日、11日のカージナルス戦の2試合のみ。安打数(32安打)もMLB1位、出塁率.512(同3位)と長打率(同1位)を足したOPS1.431も1位だ。
Cody Bellinger's numbers through 20 games played are INSANE 😮 pic.twitter.com/8f7N6T36Hd
— ESPN (@espn) 2019年4月19日
昨シーズン151三振を喫しているが、今シーズンは10三振と三振率も大幅に改善。右投手に比べ打率で.226と苦手だった対左投手との対戦成績も.286と向上している。
昨日のブルワーズ戦でも追い込まれてからセンター前へゴロで抜けるしぶい安打と10号本塁打のマルチ安打をマークしている。
なお、打点王は、この日の対戦相手のクリスチャン イエリッチが27打点でトップ。本塁打数でも10本でベリンジャーと並んでいる。