MLB メジャーリーグ物語

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ヤンキースのサバシアが3000奪三振にリーチ!左投手では3人目

 

 今季限りで引退を表明しているヤンキースのC.C.サバシアがメジャー通算3000奪三振に残り「6」まで迫っている。

 

 サバシアは今季、2試合に先発して1勝0敗(通算247勝153敗)。10イニングを投げて8奪三振、失点1の防御率0.80と安定したピッチングを見せている。

 

到達すればメジャー17人目になる「3000奪三振」。左投手では3人目というマイルストーンだ。

 

 MLB公式サイトでは予想を現地4月後半のサンフランシスコでの対ジャイアンツ戦(オラクルパーク)にしているが、その前のロサンゼルス(アナハイム)での対エンゼルス戦(現地24日)の先発も予定されており、一気に到達することも考えられる。どちらにせよチームの西海岸遠征中に到達する可能性が出てきた。

 

 

 サバシアは、 01年にインディアンスでデビュー。1年目でいきなり17勝5敗を挙げ、新人王投票でイチローマリナーズ)に次いで2位。08年12月に7年1億6100万ドルという当時としては投手史上最高額でヤンキースに移籍した。

 

ヤンキースでは、09年、10年と2年連続最多勝に輝くなど絶対的エースの存在で、黒田博樹も12年から3年間チームメイトだった。

 

 12年から球速が下降し始め成績も悪化。14年には太りすぎを気にしてダイエットした結果、激やせして周囲を驚かせた。

 

 16年のシーズン前にはアルコール依存症に悩み本格的な治療を受けていることを明かしたが、この年から球種にカッターを取り入れたことで技巧派として復活。その年以降、防御率も3点台に回復している。

 

 今季は1年1000万ドルで契約を結び2月に引退会見した。 もちろん現役投手では最多奪三振。ちなみに、現役2位はアストロズジャスティバーランダーが2744をマークしている。(MLB23位)