現地6日(日本時間7日)、ヤンキースタジアムで開催された対オリオールズ戦でヤンキースの先発右腕ゲリット・コールが13奪三振を奪う快投を披露した。
MLB2021
コールは、7回97球(ストライク71)、被安打4、無失点、無四球の完璧の内容で試合を支配。今季初勝利をマークした。奪三振13以上で無四球試合はこれで4回目。フォーシームの最速は100.5マイルだった。
コールは、「間違いなく(昨季よりも)心地いい。昨季は新しいチームに溶け込む必要があったし、前代未聞の状況に直面したので、それに比べればずっと気が楽。スタンドにも観客がいて、普通のシーズンに戻ったし、前よりも普通の環境になったしね」とコメント。
試合はアーロン・ジャッジとジェイ・ブルースの本塁打でヤンキースが7対2で勝利。ヤンキースは2019年5月以降、オリオールズとのホーム戦で12連勝。
【動画】ゲリット・コールが13奪三振でオリオールズを制圧
昨季は12試合で7勝3敗、防御率2・84。2019年オフにMLB投手史上最高額の9年3億2400万ドル(約356億円)でヤンキースと契約している。
現在30歳、メジャー9年目で102勝55敗。1451奪三振(奪三振率10.2)。2019年、最優秀防御率と最多奪三振の2冠。MLBオールスターゲーム選出3回(2015年、2018年 - 2019年)を誇るメジャーを代表する先発投手だ。