MLB メジャーリーグ物語

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ヤンキースが野戦病院化!主砲アーロン・ジャッジで13人目のIR入り

ヤンキースの若きスラッガー、アーロン・ジャッジが脇腹を痛めて10日間の故障者リスト(IL)に入った。これでヤンキースは13人目のIR入りとなった。

 

今季ここまで打率.288、5本塁打、11打点の主砲アーロン・ジャッジ。昨年はシーズン267本というチーム本塁打記録を更新した打線も下記のように3Aのようなマイナー打線に様変わりしている。

 

 

昨シーズンは、12人がシーズン2桁本塁打を記録した重量打線だが、そのうちジャッジ以外にもスタントン、サンチェス、アンドゥーハー、ヒックス、バードに加えてトミージョン手術からリハビリ中のグレゴリアスらがIRでアクティブロスターにいない状況だ。

 

ヤンキースのIRリスト】

 

ジャンカルロ・スタントン

アーロン・ジャッジ

ミゲル・アンドゥーハー

アーロン・ヒックス

ゲーリー・サンチェス

グレグ・バード

トロイ・トゥロウィツキー

ディーディー・グレゴリアス (60日間IR)

ジェイコブ・エルズベリー (60日間IR)

 

▽投手

デリン・ベタンセス

ベン・ヘラー (60日間IR)

ジョーダン・モンゴメリー (60日間IR)

ルイス.セベリーノ

 

 

これによりヤンキースの21日(日本時間22日)のラインナップ は下記のようになっている。

 

 

1. ルメイヒュー (2B)

2. ボイト (DH)

3. ガードナー (CF)

4. フレイジャー (RF)

5. トーチマン (LF)

6. ジオバニー・ウルシェラ (3B)

7. フォード (1B)

8. ロマイン (C)

9. タイラー・ウェイド (SS)

 

MLBサービスタイムで1年以下の選手がボイド(0.169)をはじめ、トーレス(0.162)、トーチマン(0.079)、フォード(0.000)の4人もいるのだから驚く。スプリングトレーニングにタイムスリップしたような打線になっている。

 

今シーズンは優勝候補に挙がっていたヤンキースだけに狭いヤンキースタジアムで「ゴルフ練習場」のようにスタンドに打ち込む大味なゲーム運びは当分の間見られそうにない。

 

ただ、同地区の覇者レッドソックスも同じく開幕ダッシュに失敗している状況で、それが若干の救いかもしれない。