MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ヤンキースのアンソニー・ボルピー遊撃手が開幕ロースター入り決定!

 

大谷翔平やメッツに移籍した千賀滉大の活躍に期待しているMLB2023年シーズンだが、今日はそれより下の世代の選手に注目して紹介したい。

 

 

MLB2023 Opening Day

 

 

プロスペクトランキング全体5位のボルピーが開幕ロースター入り

 

 

ヤンキースはアンソニー・ボルピーが開幕ロースター入りすることを発表した。ボルピーは以前にも紹介した「MLBパイプライン」の2023年シーズン前のプロスペクト・ランキングで全体5位のプレーヤー。

 

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「デレック・ジーター2世」として期待されるプロスペクトだが、開幕からヤンキースショートストップを務めるらしい。

 

このポジションにはレギュラー候補としてオズワルド・ペラザとアイザイア・カイナー=ファレファがいるがぺラザはマイナーへ降格。

 

カイナー=ファレファはハリソン・ベイダー外野手が負傷者リストから戻るまで、外野手などのユーティリティ・プレーヤーとしての起用が濃厚だ。

 

ヤンキースの開幕戦予想ラインナップ

 

  1.  D.J.ルメイヒュー、DH
  2.  アーロン・ジャッジ、CF
  3.  アンソニー・リゾ、1B
  4.  ジャンカルロ・スタントン、RF
  5.  ジョシュ・ドナルドソン、3B
  6.  グレイバー・トーレス, 2B
  7.  アーロン・ヒックス、LF
  8.  アンソニー・ボルピー、SS
  9.  ホセ・トレビーノ、C

 

アンソニー・ボルピー

 



MLB公式サイトによるとボルピーは昨季、マイナー2Aと3Aクラスの合計で132試合に出場し、打率.249、21本塁打、65打点、50盗塁、OPS.802を記録。マイナーでの20本塁打&50盗塁は1995年のアンドリュー・ジョーンズ以来となる快挙だったという。

 

今春のオープン戦でも17試合に出場して打率.314、3本塁打、5打点、5盗塁、OPS1.064と結果を出して正遊撃手の座を勝ち取った。

 

パンチ力のある遊撃手として注目の若手の一人だ。

 

 

 

以下、MLB公式サイトからの引用だが、開幕メジャーを告げられたボルピーは「(メジャーリーガーになることは)物心ついたときからの夢だった。おそらく自分と同年代の子供たち、クラスメイトやチームメイトも同じだったと思う。これはみんなの夢なんだ。それが実現するなんて、言葉では言い表せないよ」と感激した様子。

 

キャッシュマンGMは「遊撃のポジションはオープンな競争だった。彼は2023年シーズンのニューヨーク・ヤンキースの正遊撃手の座を勝ち取ったんだ。期待しているし、とても楽しみだよ」とボルピーを祝福した。

 

子供のころからヤンキースのファンで、ジーターに憧れていたというボルピー。ジーターが21歳281日で1996年の開幕戦に出場して以来の21歳336日で開幕戦を迎えることになる。