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ヤンキースに暗雲、アーロン・ジャッジが開幕絶望!長期離脱の可能性も

アーロン・ジャッジのファンには悲しいニュースだ。負傷者リスト(IL)関連の記事は楽しくないので極力避けてきたが、開幕を前にアクティブ・ロスターの話題と関連して紹介しないわけにはいかないだろう。

ジャッジ

ニューヨークのスタープレイヤー、アーロン・ジャッジが右肋骨(ろっこつ)の疲労骨折と診断された。

アーロン・ブーン監督は、ジャッジが昨季9月18日のエンゼルス戦でダイビングキャッチの際にダメージを負ったとの見方を示し、ジャッジも「プレイができないのは残念だが、解決策がはっきりした。後はしっかり完治させて仲間とプレイできるよう準備したい」とコメントしている。

これで開幕戦は絶望どころか復帰時期も未定。17年にア・リーグ新人王に輝いたジャッジだが、18年は右手首の骨折で112試合しか出場できず。昨季も左斜筋を痛めて102試合の出場にとどまっていた。

IRには16年に19日間、18年50日間、19年62日間とメジャー昇格後131日間入っている。4月に28歳になるジャッジだが年俸調停1年目で今季は850万ドル。

最近は、調停期間とフリーエージェントの数年を球団側が買い取る長期契約が目立つが、これだけ負傷が多い選手の場合は評価が分かれるところだろう。

ヤンキースは、右ふくらはぎを痛めたスタントンや、右肘手術のヒックス、投手では背中を手術したパクストン、右肘手術のセベリーノら離脱者が続出。昨年の前半に何度も書いたフレーズだが、今季は開幕前から「野戦病院化」している。