MLBとMLBPA(選手会)」は、 キューバ野球連盟(FCB)と同国の選手の移籍手続きについて、日本や韓国プロ野球のポスティングシステムのような制度を設けることで合意した。
これまでキューバからの米球界への挑戦は密入国や第三国への亡命といった非合法的な措置を通じて行われてきた。 今回の合意で合法的な移籍制度が確立されたことで、キューバ選手のメジャー移籍がこれまで以上に増加する事が考えられる。
キューバ選手の移籍解禁=亡命なしのメジャー挑戦可能に-米大リーグ:時事ドットコム https://t.co/2tqeJ7xh1q @jijicomさんから
— メジャーリーグ物語@ウエダスポーツ (@buffaloueda) 2018年12月20日
日本球界に与える影響も少なからずある。さらに、キューバ代表として東京オリンピック2020への参加が許されることになり、所属球団との合意が得られれば、キューバ出身のメジャーリーガーが多数出場することにより、日本代表にとっては脅威の存在になる。
新制度では、2つのカテゴリーが設定される。
①FCBの選手は25歳以上で6年以上のプレー経験がある「プロ」
②18歳以上の「アマチュア」
「プロ」が移籍する場合は日本と同様に契約総額の15~20%の譲渡金が発生する。一方で、「アマチュア」はマイナー契約のみとなる。MLB球団によって上限が異なる契約金の25%が譲渡金になる。
時事通信など複数のメディアによれば、 協定の期限は2021年10月末まで。