ポストシーズンでのロースター登録可能な8月末のトレード期限が迫り、いくつかの動きがあったようだ。
MLB移籍情報
サンフランシスコ・ジャイアンツのアンドリュー・マカッチェンがウェーバーをクリアしたとの情報は既に流れていたが、ニューヨーク・ヤンキースとのトレードが決まった。
ジャイアンツは、このトレードの見返りとして、マイナー選手アビアタル・アベリーノ内野手(3A)とホアン・デポーラ投手(1A-)を獲得する。
マカッチェンの今季年俸は1400万ドルで残りは300万ドルほど。2013年にMVPを獲得したときのような数字は期待できないが、いまだに安定したパフォーマンスを見せている選手という評価がある。
今季のアンドリュー・マカッチェンは打率.255、出塁率.357、OPS.772、15本塁打、55打点とMVPに輝いたときからは低調な数字。
ただ、極端に投手有利のAT&Tパークの影響を受けているとも考えられ、ホームでは64試合で5本塁打、アウェイでは66試合で10本塁打など打率や長打率などで数字が違ってくる。
It's August 31st and Andrew McCutchen is a New York Yankee. pic.twitter.com/yuIWnZrkeo
— New York Yankees (@Yankees) 2018年8月31日
ア・リーグ東部地区はヤンキースタジアムをはじめ打者有利のボールパークが多い、マカッチェンの数字が跳ね上がりチームにインパクトをもたらす可能性がある。
ヤンキースは、打線の主軸であるアーロン・ジャッジやゲイリー・サンチェスがDL入りで、復帰までに意外と時間がかかっている。