ポストシーズンに登録できる選手のトレード期限である8月31日。今季も水面下で、さまざまな駆け引きがあったようだ。そんな最終日のトレードをまとめてみた。
MLB移籍情報
《8月31日のトレード》
NYY:アンドリュー・マカッチェン
SF:フアン・デ・ポウラ SF:アビアタル・アベリーノ
COL:ドリュー・ブエトラ
KC:ジェリー・バスト
LAD:ライアン・マドソン
WSH:アンドリュー・イスラー
OAK:コーリー・ギアリン
TEX:アブディエル・メンドーザ
MIL:ゼイビア・セデーニョ
CHW:ブライアン・コンネル
CHW:ヨハン・ドミンゲス
MIL:ジオ・ゴンザレス
WSH:ギルバート・ララ
WSH:K.J.ハリソン
CLE:ジョシュ・ドナルドソン
TOR:後日指名
NYY:アデイニー・エチェバリア
PIT:金銭
LAD:デビッド・フリース
PIT:ヘスス・バルデス
すでに野手では、ダニエル・マーフィー、ホセ・バティスタ、ジャスティン・ボアー、マット・アダムス、アデイニー・エチェバリアらのトレードが成立。
投手では、マイク・ファイヤーズ、フェルナンド・ロドニー、ジオ・ゴンザレスなどが8月末を前にトレードで移籍していた。
最終日には、ジョシュ・ドナルドソンがインディアンスへ、アンドリュー・マカッチェンがヤンキースへ移籍するなど9組のトレードが成立している。
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8月のトレードで個人的に注目は、あのマーフィーが、よりによってカブスに移籍したこと。1番セカンドで連日出場。11試合で打率.306、OPS.884、3本塁打、6打点と好調だ。
ナ・リーグは、カブスがプレイオフの勝率.591で第1シードになる可能性が出てきた。そうなれば、西部地区のドジャースやダイヤモンドバックス、ロッキーズと対戦する可能性がある。第2シードでも地区シリーズで西部地区のチームと当たる可能性がある。
マーフィーは、ポストシーズンに強く、とくにドジャース戦では15年の地区シリーズでクレイトン・カーショーから本塁打を放つなど打率.333、3本塁打、5打点。16年の地区シリーズでも打率.438、6打点と、ドジャース戦で打ちまくっている。