地区3位で、今後の状況次第ではポストシーズン進出の可能性を残すワシントン・ナショナルズが、先日カージナルスを解雇されたグレッグ・ホランドと契約合意に達したことが報じられている。
メジャーリーグ移籍情報
ナショナルズは、ここ数年、豪華な先発ローテーションの比べてブルペンが物足りない状況が続いた。
昨年もこの時期にブルペンを補強したが、今季も6月の段階で早々とクローザーを補強。ロイヤルズからケルビン・ヘレーラをマイナー選手3名と引き換えに獲得している。
Report: Nationals agree to deal with Greg Holland. https://t.co/rTjhdjbis0 pic.twitter.com/PlKQ9HSqKD
— theScore (@theScore) 2018年8月6日
ホランドは、ロイヤルズを世界一へ導いたクローザーだったが、15年10月にトミー・ジョン手術を受け16年は全休。17年1月にロッキーズと契約すると、ロッキーズの開幕からの快進撃を支えたひとりで13年、14年に続いて3度目のオールスターにも選出された。
最終的にはナショナルリーグ最多の41セーブを挙げ、セーブ王とカムバック賞に輝いた。
カージナルスに加入した今季は32試合に登板して防御率7.92と期待通りの活躍はできず一時は復調の兆しを見せたものの、7月は防御率10.29、被打率.353と、さらに悪化して、カージナルスを解雇された。
ナショナルズは先日、首脳陣との確執でブルペンの中心投手だったショーン・ケリーを放出。
昨年夏に補強したショーン・ドゥーリトルも故障離脱中という状況で、実績あるリリーバーを探していた。