大谷翔平NEWS
大谷翔平が、キャリア初の2本塁打を含む4安打と暴れまくった。初もの尽くしの1日だった。
①3番を打つのは初めて
②4安打は日米でも初めて
③2打席連続ホームラン
④1試合2本のホームラン
⑤敵地で初ホームラン
⑥左方向へは初
この日は、7対4でエンゼルスが勝利したが、大谷が久しぶりに勝利に貢献した。5打数4安打3打点2本塁打1盗塁。主砲のトラウトが欠場した打線の核となって打ちまくった。
大谷大爆発!自身初の1試合2本塁打をマークしただけでなく、4安打もマークし、エンゼルスの連敗を止める立役者に!#日本人選手情報 pic.twitter.com/SQ0IVLjEbj
— MLB Japan (@MLBJapan) 2018年8月4日
4勝以上した投手が10本以上の本塁打を記録するのは、1919年のベーブ・ルース以来。
クリーブランドのプログレッシブ・フィールドは、エリー湖という五大湖のほとりあるボールパークで、ミシガン湖の強い風が吹くシカゴのリグレー・フィールド同様に、風の影響が大きい球場だが、1本目は、逆方向のレフトの高いスタンドを超えていく価値のある1本だった。
2本目は、予想どおりのコースに来たフロントドアの球をジャストミートした。あの低めを打つのは上手い。あれがもう少し高かったら空振りか凡打になっていただろう。
大谷も「2本目は、変化球を予想していたが、まっすぐが来るとは思わなかった」という。予想したコース、バットがスムーズに出る低めだったことが好結果につながった。135メートルという特大アーチだった。
マイク・ソーシア監督も「翔平の強い打球はよく見てきたが、あの打球には驚かされた」とコメントしている。
打率も2割7分2厘まで回復。これで、再び新人王レースに参戦できそうな雰囲気が出てきた。基準が難しいが、あと何勝かして、打率2割8分台、本塁打20本を越えれば、十分資格はあるだろう。