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大谷翔平、ベーブ・ルース以来の4勝2ケタ本塁打!新人王の可能性も出てきた

 

大谷翔平NEWS

 

 

大谷翔平が、キャリア初の2本塁打を含む4安打と暴れまくった。初もの尽くしの1日だった。

 

①3番を打つのは初めて

②4安打は日米でも初めて

③2打席連続ホームラン

④1試合2本のホームラン

⑤敵地で初ホームラン

⑥左方向へは初

 

 

この日は、7対4でエンゼルスが勝利したが、大谷が久しぶりに勝利に貢献した。5打数4安打3打点2本塁打1盗塁。主砲のトラウトが欠場した打線の核となって打ちまくった。

 

 

 

4勝以上した投手が10本以上の本塁打を記録するのは、1919年のベーブ・ルース以来。

 

クリーブランドプログレッシブ・フィールドは、エリー湖という五大湖のほとりあるボールパークで、ミシガン湖の強い風が吹くシカゴのリグレー・フィールド同様に、風の影響が大きい球場だが、1本目は、逆方向のレフトの高いスタンドを超えていく価値のある1本だった。

 

2本目は、予想どおりのコースに来たフロントドアの球をジャストミートした。あの低めを打つのは上手い。あれがもう少し高かったら空振りか凡打になっていただろう。

 

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大谷も「2本目は、変化球を予想していたが、まっすぐが来るとは思わなかった」という。予想したコース、バットがスムーズに出る低めだったことが好結果につながった。135メートルという特大アーチだった。

 

マイク・ソーシア監督も「翔平の強い打球はよく見てきたが、あの打球には驚かされた」とコメントしている。

 

打率も2割7分2厘まで回復。これで、再び新人王レースに参戦できそうな雰囲気が出てきた。基準が難しいが、あと何勝かして、打率2割8分台、本塁打20本を越えれば、十分資格はあるだろう。