今季から2年契約でMLBに復帰したマイコラスがサプライズとも言える活躍をみせている。
MLB2018
昨シーズンまでプロ野球の読売ジャイアンツ(巨人軍)に在籍していたマイルズ・マイコラス投手がカージナルスで開幕6連勝を飾っている。
カージナルス対ロイヤルズの「ミズーリーシリーズ」。両チームが「Interstate70」という州間高速道路で隔てられているために「I-70シリーズ」と呼ばれているインターリーグ戦。
🚨 @lastoneformiles' first career shutout to go along with a personal best 9 strikeouts! 🚨 pic.twitter.com/ba6iyDuoDV
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2018年5月22日
29歳右腕は、109球を投げて被安打4、奪三振9、与四球1で完封勝利。初回と3回に2安打ずつ許したものの、4回以降はノーヒットに抑え込んだ。メジャーでキャリア初の完封勝ちだった。
カージナルスのマシーニー監督は「打者2巡目以降への変化球の使い方が良かった。1巡目では(1打席で)数球しか見せなかったが、後半では変化球中心に変えていった」と、配球を変えたことが、この日のポイントだったことを解説した。
これでナ・リーグ唯一の無傷の6連勝。防御率はリーグ4位の2.24、WHIP0.98。60回1/3でわずか与四球6という抜群の制球力。
これまでメジャー2球団で4勝(6敗)しか実績のなかった男が、日本の3年間で自信をつけたのか、投手として大事な制球力を確信したのだろうか。昨年3月には長女が誕生。そうした事もマイコラスの追い風になっているのだろう。