MLBオールスターゲームが6月1日よりファン投票を開始する。日本からもネットでMLB公式サイトから投票可能だが、前夜祭とも言うべき「ホームラン・ダービー」も注目だ。
スタントンやジャッジもこのイベントで全米中に名前が売れた。そして、今季の期待は、100年ぶりにベーブ・ルースの記録を塗り替えることが期待されている「2WAY」大谷翔平の出場だろう。
ここまでの数字を維持すればDHとしてのファン投票では選ばれる可能性が高い。ただ、このホームラン・ダービーに関してはMLBからの出場オファーが必要だ。
Aaron Judge will not participate in 2018 Home Run Derby. https://t.co/fj7HWc6BDI pic.twitter.com/O6J4MjXXuu
— theScore (@theScore) 2018年5月23日
そんな大谷の出場にフォローの風が吹いているという。スポーツ専門サイト『The Score』の記事では、昨年のホームラン・ダービーを制したヤンキースのアーロン・ジャッジが辞退を表明。そのほか、レッドソックスのムーキー・ベッツ、J.D.マルティネスなど有力打者が続々と出場辞退を表明しているという。
Mike Trout 'probably not' going to participate in Home Run Derby. https://t.co/JIQd7qiPFH pic.twitter.com/kJB2A1KqF1
— theScore (@theScore) 2018年5月24日
大谷の同僚でメジャー屈指の強打者マイク・トラウトも「あまり考えたことはないが、たぶん(出場は)ないだろう」と出場に否定的な考えを明らかにしており、ア・リーグの出場候補たちが、このイベントに消極的だ。
現地23日時点でア・リーグのホームランキング争いは
ムーキー・ベッツ(BOS)16
マニー・マチャド(BAL)15
J.D.マルティネス(BOS)15
ジョーイ・ギャロ(TEX)14
マイク・トラウト(LAA)14
ホセ・ラミレス(CLE)14
アーロン・ジャッジ(NYY)13
クリス・デービス(OAK)13
などが上位だが、大谷も10本を超えてくると十分にオファーの可能性がある。
大谷のパワーは、MLB公式サイトやYouTubeで動画配信されており、トロントのロジャーズ・センターではアッパーデッキ(5階席?)に打ち込んだ打撃練習の動画が話題になった。
マイク・ソーシア監督も大谷のホームラン・ダービー出場には前向きな発言をしているという。
今季のオールスターゲームは7月17日、東部のワシントンD.Cにあるナショナルズ・パークで開催が決まっている。大谷の出場が決まれば日曜日まで本拠地アナハイムでドジャース戦を戦って、休みなしで西海岸から東海岸へ飛ぶことになる。
観たい気もするが、後半戦は、ホームでのアストロズ戦から始まるので、休んで欲しい気もする。