MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ダルビッシュ、春は4試合で防御率2.79、20奪三振、順調な仕上がり

カブスへ移籍したダルビッシュ有が、スプリングトレーニングの最終先発となるレッドソックス戦に臨み、3回を4安打2失点だった。

2回に捕手の送球エラー、3回内野ゴロで失点を許した。「追い風で変化球が難しくて苦労した」というマウンドだったが、途中からは、直球とツーシームを主体に、制球を重視した打たせて取る投球に切り替え、長打を1本も許さない内容だった。

これで、この春は4試合に先発登板して16回1/3で防御率2.79、WHIP0.86、20奪三振、4四球。インタビューで「すごく順調にストレスなく過ごすことができた」とキャンプを振り返った。

これまで、スプリングトレーニングには15年、16年を除いて毎年4試合に登板。

12年 15回 防御率3.60、WHIP1.33、奪三振21

13年 13回2/3 防御率1.98、WHIP0.80、奪三振15

14年 14回2/3 防御率3.68、WHIP1.23、奪三振8

17年 12回2/3 防御率2.84、WHIP1.50、奪三振17

18年 16回1/3 防御率2.79、WHIP0.86、奪三振20

こうしてみると、野茂英雄に次ぎ日本人史上2人目の最多奪三振(277奪三振)を獲得した13年並みのスタッツで、この年は、13勝9敗、リーグ4位の防御率2.83。

サイ・ヤング賞投票ではマックス・シャーザーに次いで、日本人史上最高位となる2位に入っている。開幕第3戦の先発へ向け準備は整ったようだ。

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