ロイヤルズから提示された年俸1,740万ドルのクオリファイングオファーを拒否したマイク・ムスターカスが、1年650万ドルでロイヤルズと再契約した。
MLB契約情報
ロイヤルズがムスターカス三塁手と再契約
代理人はスコット・ボラス氏で、この契約には2年目に球団と選手側の双方が合意した場合に有効になるミューチュアルオプション1,500万ドルが含まれており、最大でムスターカスは2年2,150万ドルを受けることになる。他にはインセンティブで220万ドル、バイアウト100万ドルなどが盛り込まれている。
Here's the news story on Mike Moustakas' one-year, $6.5 million deal that includes a mutual option for $15M: https://t.co/KFI22XVdC3
— Jeff Passan (@JeffPassan) 2018年3月9日
29歳のムスターカスは、07年のMLBドラフト1巡目(全体2位)でロイヤルズが指名。11年6月にメジャーデビュー。昨季は148試合に出場し、打率.272、38本塁打、85打点、OPS.835というキャリアハイの数字を残して、2年ぶり2度目のオールスターにも選出された。
16年、守備中にチームメイトのアレックス・ゴードンと交錯し、右ひざのACL(前十字靭帯)断裂から復活。カムバック賞を受賞している。
過去3年間の年俸は、
2015年 270万ドル
2016年 560万ドル
2017年 870万ドル
ロイヤルズはエリック・ホズマーとの再契約失敗し、再建期に突入した事を報じられていた。
ホズマー以外にもロレンゾ・ケインがブリュワーズ、ジェイソン・バルガスはメッツ、マイク・マイナーはレンジャーズへと移籍して主力が次々にチームを去った。
もともとスモールマーケットのチームで、再建期に突入した事もあり、短期契約であればムスターカスとの再契約に前向きな姿勢を示していた。