MLB契約情報
WBCのアメリカ代表捕手ジョナサン・ルクロイがアスレチックと合意した。1年契約という情報もあるが、契約内容の詳細はわかっていない。
31歳のルクロイは昨年夏、ポストシーズンの補強戦力としてロッキーズがレンジャーズから獲得。もともと安かった年俸525万ドルのうち約200万ドル程度をロッキーズが負担したという情報だったが、昨年は前半が不振を極めた。
77試合で打率.242、出塁率.297、長打率.338、OPS.635、4本塁打とキャリアワーストだった。
Jonathan Lucroy, who rejected #Rockies 3-year, $21 million deal in November, is latest victim of cruel free-agent market. He agrees to one-year deal with Oakland #Athletics. https://t.co/A3jgmClQzq via @USATODAY
— Bob Nightengale (@BNightengale) 2018年3月9日
ただ、ロッキーズ移籍後は、マイルハイ(標高が高い)のクアーズフィールドということもあって46試合の出場で打率.310、出塁率.429、長打率.437、OPS.865と本来の調子を打撃面では取り戻した。
メジャー9年目を迎えるルクロイは過去3年間、1度も故障者リスト入りしていない捕手。昨年秋にロッキーズからのオファー3年2,100万ドルを拒否したが、ここにきてようやく移籍先が決まった。このオフの犠牲者の一人かもしれない。
アスレチックスでは、若手のブルース・マックスウェルらと正捕手の座を争う。
アメリカンリーグの西地区に来たという事は、大谷翔平との対戦の可能性が出てきたという事で、あのレンジャーズ時代にダルビッシュとコンビを組んでいた時のように日本のメディアに登場する機会が増えそうで楽しみだ。