MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

今オフにFAになる主な選手のポジション別一覧《捕手編》

 

MLB移籍情報

 

MLBのFA市場

 

2018年~19年シーズンオフのフリーエージェント(FA)市場は、マニー・マチャド内野手ブライス・ハーパー外野手が注目選手だが、クレイトン・カーショーもオプトアウトすれば、カーショーの契約交渉も話題になるだろう。

 

 

そんなFA市場の注目選手をポジション別にピックアップして紹介する。今回は捕手編。

 

 

《捕手》

 

ウィルソン・ラモス(フィリーズ

カート・スズキ(ブレーブス

A.J.エリス(パドレス

マーティン・マルドナードアストロズ

ニック・ハンドリー(ジャイアンツ)

ジョナサン・ルクロイ(アスレチックス)

デビン・メソラコ(メッツ)

レネ・リベラ(ブレーブス

マット・ウィータース(ナショナルズ

ジェフ・マシス(ダイヤモンドバックス

ドリュー・ビュテラ(ロッキーズ

ヤスマニ・グランダル(ドジャース

ロビンソン・チリノス(レンジャース)

 

 

 

このほかには、アストロズのブライアン・マッキャンが本人と球団側両方に2019年の選択権がある契約。マッキャンは膝に古傷を抱えており35歳の今季も2度故障者リストに入った。

 

 

今季の捕手部門で、規定打席に達しているのは7人だけ。上のFA捕手の中では、ヤスマニ・グランダル(ドジャース)だけ。

 

 

MLB公式サイトが選んだ各球団のトップFA選手のリストには、ウィルソン・ラモスがフィリーズのトップFA選手として名前が挙がっていた。ほかにデビン・メソラコ(メッツ)、ジョナサン・ルクロイ(アスレチックス)の名前もあった。

 

 

ジョナサン・ルクロイ(アスレチックス)は、111試合に出場しているが規定打席には達していない。WBCアメリカ代表捕手のルクロイだが、打率.243、本塁打3本、OPS.618と今季も打撃面では振るわない。ただ、躍進しているアスレチックスの正捕手としての存在感はある。

 

 

マーティン・マルドナードアストロズ)は大谷翔平と組んでいたことで日本では有名になったが、エンゼルスに移籍する前は、ブルワーズで、ルクロイのバックアップ捕手だった。

 

 

夏にアストロズに電撃移籍したが、今季は、ここまで2球団で打率.226、9本塁打OPS.667。

 

 

あまり大したことのない成績だが、それでもゴールデングローブ賞を取った昨年と同程度のスタッツで、ポストシーズンの活躍次第では、今季の390万ドル以上のサラリーを手にするかもしれない。

 

 

アストロズの捕手には25本塁打エバン・ガティスがいるが、マッキャンは故障が多く、ガティスがDHに入ってマルドナードがマスクを被るパターンが多い。