MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平がBAの「Rookie Of The Year」に選出

 

野球専門誌「ベースボール・アメリカ」が今季の「Rookie Of The Year」にエンゼルス大谷翔平を選出した。

 

大谷翔平NEWS

 

 

大谷は、渡米1年目で打者として104試合に出場し打率.285、OPS.925、わずか326打数で22本塁打、61打点、10盗塁の好成績を残した。

 

 

また、投手としては10試合の登板にとどまったが4勝2敗、防御率3.31、WHIP1.16、奪三振率11.0とメジャーリーグで二刀流として活躍できる可能性を示した。

 

 

 

 

同誌の電子版によれば、メジャーリーグで大谷は、打者としてポール・ゴールドシュミット、投手としては(防御率、9回あたりの平均奪三振数、WHIPで)ルイス・セベリーノ級の成績だったことに言及。

 

 

シーズンが始まって最初のアスレチックス戦での99.6マイルのフォーシームやインディアンスのエースでサイ・ヤング賞投手コーリー・クルーバーから放った400フィートを超えるホームランなどを詳しく解説。大谷の二刀流への懐疑論者を沈黙させたと紹介している。

 

 

大谷翔平

 

 

大谷は1919年のベーブ・ルース以来、メジャー史上2人目となる15本塁打、50イニング登板をマーク。さらに15本塁打と50奪三振、10盗塁は、大谷がメジャー史上初の選手となった。

 

 

同誌は、「不可能といわれた期待に応え、投手と打者の二役を世界最高峰の舞台で演じた大谷こそがベースボール・アメリカの2018年の新人王にふさわしい」と論評している。

 

 

Baseball America」は、1980年に創刊された隔週の野球専門誌で、野球に関する国内外のあらゆるテーマを扱っている。

 

 

特にドラフト候補のアマチュア選手やマイナーリーグの若手有望株(プロスペクト)に関する情報が充実。プロスペクトを球団やリーグ毎のランキング形式で公表し、選手たちを評価する上での一つの指標となっている。