MLBウインターミーティングも終盤戦だが、テキサス・レンジャーズからフリーエージェント(FA)となっていたカルロス・ゴメス外野手が、同球団と再契約に合意した。
MLB契約情報
契約内容は1年契約で年俸1,150万ドル。身体検査を経て正式契約となる見込み。
今月4日に31歳となったゴメスは今季、ヒューストン・アストロズとレンジャーズで計118試合に出場し、打率.231、13本塁打、53打点、18盗塁。
年間トータルの打率は良くないが、レンジャーズ移籍後は、打率.284、出塁率.364、OPS.905を記録したリードオフマンタイプの選手。キャリア10年間の通算成績は打率.257、116本塁打、453打点、239盗塁となっており、オールスターに2度選出されている。
レンジャーズは今オフにイアン・デズモンドとカルロス・ゴメスの両外野手がFAとなり、最低でも1人は引き留め工作に動くと予想されていた。
その内、イアン・デズモンドはロッキーズと5年7000万ドルという大型契約で合意。レンジャーズには若い野手がファームに多いため大型契約は過剰な投資となることから、カルロス・ゴメスとの単年度契約を選んだ。
ジョン・ダニエルズGMはセンターのレギュラー、イアン・デスモンドが退団したあとにゴメスをセンターとして起用し、ライトに秋信守、レフトにノマー・マザラを就かせることを構想しているようだ。
さらに、補強ポイントの指名打者には、エドウィン・エンカーナシオンの獲得を目指しており、その争奪戦には、レンジャーズとインディアンスが、交渉を続けているとのことだ。