レンジャーズがブルージェイズからFAとなっていたマーカス・セミエンと7年1億7500万ドルという大型契約で合意した。
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アメリカではサンクスギビング・デー(感謝祭)のブラックフライデーからサイバーマンデーにかけて買いまくるのが消費者傾向だ。
メジャーでも以前は、感謝祭あたりから大物選手のFA契約が決まりだして12月初旬のMLBウィンターミーティングが交渉のピークだった。
しかし、ここ数年は様々な要因が重なり、以前のようなパターンではない。とくに今オフは労使協定(CBA)が決まらないという予想で、そうなればウィンターミーティングどころかロックアウトになる可能性も出てきた。
セミエンは今季、全162試合に出場して打率.265、45本塁打、102打点、15盗塁、OPS.873の好成績をマーク。オールスター・ゲームに初選出されたほか、二塁手としてシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を受賞した。
Marcus Semien agrees to 7-year deal with Rangers, source confirms @ByRobertMurray report. @MLBNetwork @MLB
— Jon Morosi (@jonmorosi) November 28, 2021
アスレチックスから昨年オフに1年1800万ドルでブルージェイズに移籍していたセミエンだったが、本来の遊撃から二塁へコンバートされ、ボー・ビシェット遊撃手と二遊間コンビを組んだ。
シーズン45本塁打は二塁手のメジャー新記録で、二塁手としても結果を残し、その適応能力を証明して大型の長期契約を勝ち取った。
レンジャーズは、夏に主砲だったジョーイ・ギャロを放出。チーム本塁打数ではMLB26位、OPSは30位と低迷していた。ほかに、コール・カルフーン外野手とも契約している。
Rangers in agreement with free-agent OF Kole Calhoun, source tells @TheAthletic.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) November 28, 2021